大嫌い ページ7
私、バカみたい……
外すこと忘れてるくらい
当たり前のものだと思ってた……
私の指にはまだそのペアリングが
しっかりとはめられていて。
ルーハンはファランさんと付き合ってるのにっ…
「私がチャニョル君と付き合ったら悪いの？」
気づけばそうルーハンに言っていた。
こんなの認めたのと同じだ。
ルハ:「ずいぶんと乗り換えが早いんだな」
「ルーハンに言われる筋合いない」
乗り換えるために私をふった人に
言われたくない。
ルハ:「……っ、」
それでも心がふつふつと煮えたぎっていく…
ルハ:「ふーん、じゃあ俺と別れたかったから
わざとファランと俺を会わせたわけだっ……」
はっ？
一瞬耳を疑った。
私がルーハンと別れるために
ファランさんとわざと会わせた？
私がそんなことするわけない。
なんでルーハンはそんなことを聞くの。
何か勘違いしてる？
でも、そうだとしても
別れを切り出したのはルーハンだ。
別れないことを選ぶことだって
できたはずなのに
ファランさんを選んだのは
ルーハン自身。
ファランさんとルーハンを会わせた
私のせいじゃない。
「だったら何だって言うのっ……」
だったら別に否定する必要もないと思った。
意地を張った。
だって悔しかった……
''Aよりはるかにファランの方が美人だしスタイルもいいし頭もいい。
そんな彼女が戻ってきたんだから
俺がファランを選ぶのは当然だろ。''
ルーハンに言われた言葉をまた思い出して…
「何でルーハンにチャニョル君と付き合ってることそんなに干渉されないといけないのっ…」
ルーハンは身勝手すぎて
腹が立った。
「ルーハンは今はファランさんと付き合ってるんだから私のことは関係ないじゃんっ…
もうほっといてよっ………」
するとルーハンが壁に押し付けていた
私の肩を離した。
ルハ:「ああそうだな。
俺とお前はもう他人だったな」
ずっしりとその言葉が
私の胸に刺さる。
ルハ:「もう何も言わない」
そう言って私に背を向けた。
ルハ:「お前ら、すっげぇお似合いだよ。
バカ同士のカップルで。
まさにバカップルじゃん？笑」
そう鼻で笑って帰っていた。
……大っ………嫌いっ……………
涙がポツポツと床に落ちていた。
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kyung-soolove(プロフ) - 久しぶりに見たら、9が更新されていたけどパスワードがかかって見れないんですけど、どうしたらいいですか？(^◇^;) (2014年12月7日 10時) (
レス) id: 3e8c6e3078 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - tanaさんが作る作品がすごくだいすきです！何回読んでも感動します！受験勉強わ大変ですけどがんばってください！応援しています◎ (2014年12月7日 1時) (レス) id: d0215562f9 (このIDを非表示/違反報告)
ソヒョン(プロフ) - tenaさんが戻ってくるまでまた１から見ます！そのくらい面白い作品なので首を長くして待っています！受験ファイティン！！ (2014年12月3日 14時) (レス) id: 135ce1d3d7 (このIDを非表示/違反報告)
青髪少女(プロフ) - Tenaさんの小説をいつも読んでるんですけど話が切なすぎて自然に涙が出てきます。Tenaさんの小説の更新まっています (2014年11月25日 22時) (レス) id: c842aa2106 (このIDを非表示/違反報告)
なお - ひさびさに覗いたら続きが(*ﾟvﾟ*)嬉しいです！主人公頑張るのかどうなのか！！なにかアクションはあるのか…>_<…受験勉強大変だと思います…>_<…ファイティンです！ (2014年11月5日 1時) (レス) id: 84b0b590e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tena
| 作成日時：2014年8月15日 21時
