資格(ルーハンside) ページ31
「ルーハンは今はファランさんと付き合ってるんだから私のことは関係ないじゃんっ…
もうほっといてよっ………」
君が選んだ道ならそれで
ルハ:「ああそうだな。
俺とお前はもう他人だったな」
俺には何も言う資格なんかないんだから。
ルハ:「お前ら、すっげぇお似合いだよ。
バカ同士のカップルで。
まさにバカップルじゃん？笑」
だからって、素直に祝えるわけねーだろ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ファ:「どうしたの？ルーハン」
帰ろうとすると、校門のところで
ファランが俺を待っていた。
ルハ:「なにが？」
するとファランの顔が強張った。
俺の声が相当イラついてたからだ。
ファ:「怒ってるの？」
そう聞かれるとさらにイライラが募って、無視して歩きだす。
ファ:「ちょっと、待ってよ。
一緒に帰ろうよ」
ルハ:「別にそんな約束してない」
正直、周りから付き合ってると思われそうで迷惑だ。
実際、どこで誰が聞きつけたのか知らないけどそういう噂もあるみたいだ。
ファ:「ルーハンっ、」
早歩きの俺に、駆け足でついてくるファラン。
それを無視して、誰かに見られていないか
辺りを見回す。
もし、Aに見られたら……
ファ:「私と帰ってるの
見られたくない人でもいるの？」
何気にしてたんだろ、俺…
別に見られたって、Aはどうも思わないはずなのに。
ルハ:「別にそんなのいない」
だって
あいつはもうチャニョルのものなんだから。
ファ:「じゃあいいでしょう？」
するとふわっと笑ったファラン。
そんな彼女を見てAの顔がふっと浮かぶ。
俺が不良の時、今みたいに
どんなに俺が避けても優しく笑って
近づこうとしてたな……
ルハ:「……」
俺は黙って、ファランに歩幅を合わせた。
ファランは嬉しそうに俺に話しかけてきたけどやっぱり話す気にはなれなくて、聞き流していた。
Aのことばかり考える。
ファ:「バイバイルーハン」
そう言ったのは俺の家の前だった。
本当は俺が送っていくのが普通なんだろうけど。
ルハ:「さよなら」
Aと別れたばかりで、ファランにそっけない言葉しか返せない。
それでもファランは笑って
また俺にバイバイと言った。
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kyung-soolove(プロフ) - 久しぶりに見たら、9が更新されていたけどパスワードがかかって見れないんですけど、どうしたらいいですか？(^◇^;) (2014年12月7日 10時) (
レス) id: 3e8c6e3078 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - tanaさんが作る作品がすごくだいすきです！何回読んでも感動します！受験勉強わ大変ですけどがんばってください！応援しています◎ (2014年12月7日 1時) (レス) id: d0215562f9 (このIDを非表示/違反報告)
ソヒョン(プロフ) - tenaさんが戻ってくるまでまた１から見ます！そのくらい面白い作品なので首を長くして待っています！受験ファイティン！！ (2014年12月3日 14時) (レス) id: 135ce1d3d7 (このIDを非表示/違反報告)
青髪少女(プロフ) - Tenaさんの小説をいつも読んでるんですけど話が切なすぎて自然に涙が出てきます。Tenaさんの小説の更新まっています (2014年11月25日 22時) (レス) id: c842aa2106 (このIDを非表示/違反報告)
なお - ひさびさに覗いたら続きが(*ﾟvﾟ*)嬉しいです！主人公頑張るのかどうなのか！！なにかアクションはあるのか…>_<…受験勉強大変だと思います…>_<…ファイティンです！ (2014年11月5日 1時) (レス) id: 84b0b590e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tena
| 作成日時：2014年8月15日 21時
