ふと手をのばしそうで ページ3
「突然すぎて
どう答えていいか分からなかったんだけど…
チャニョル君の気持ち嬉しかった…
こんな私を大事に思ってくれてるんだって…」
それにチャニョル君の胸で泣いた時
私は心の中でルーハンにさよならを告げた。
「けど、本当にごめんっ。
チャニョル君の気持ちには答えられない…」
チャ:「俺に気がないことくらい知ってる…
知ってて付き合うふりしようって言ってる」
「それだけじゃないっ……」
だって
私はさっきルーハンの名前を何度も呼んだ…
さよならを告げたのに
私の心はまだルーハンを求めてる……
ルーハンが他の人を好きになったって
私の気持ちは簡単に捨てることなんてできないっ……
「私っ……まだ、ルーハンのこと好………」
チャ:「それも分かってる」
「………っ、」
チャ:「タクシーの時もさっきも
俺だって分かった瞬間、
一瞬傷ついた顔してたから……
ああ、きっとあいつを期待してたんだなって…」
知ってるなら、なんで…
なんで、そんなこと言うのっ……
「私はこんな気持ちなのに、付き合うふりなんてチャニョル君は嫌でしょう…っ？」
こんなチャニョル君の気持ちを弄ぶようなことできない…
「こんなっ…チャニョル君を利用するなんてことっ…私にはっ……」
チャ:「Aのためだったら
利用されたって、捨てられたって構わない」
………………な、んでっ、
チャ:「それでAが守れるんだったら、分かっていても俺は自分から傷つきにいく」
どんな気持ちでそんなこと言ってるんだろうと思うと、胸が張り裂けそうになった…
「ダメだよ、チャニョル君…
私知ってるの……もう同じこと繰り返したくない」
私は一度人の気持ちを弄んだ。
好きになると決めたのに
好きになりきれずに
結局その人を傷つけてしまっただけだった。
「人の優しさに甘えて、自分だけ助かろうなんて…もうそんなことしたくないの……」
私がチャニョル君を避けていたのは
もしかしたら怖かったからかもしれない…
チャ:「やっぱりAは優しいね…
もっと好きになったよ」
私は弱いから…
チャ:「けど今はそんなのいらない…
何も考えずに俺に甘えとけよ」
彼の優しさにふと手を伸ばしてしまいそうで。
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kyung-soolove(プロフ) - 久しぶりに見たら、9が更新されていたけどパスワードがかかって見れないんですけど、どうしたらいいですか？(^◇^;) (2014年12月7日 10時) (
レス) id: 3e8c6e3078 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - tanaさんが作る作品がすごくだいすきです！何回読んでも感動します！受験勉強わ大変ですけどがんばってください！応援しています◎ (2014年12月7日 1時) (レス) id: d0215562f9 (このIDを非表示/違反報告)
ソヒョン(プロフ) - tenaさんが戻ってくるまでまた１から見ます！そのくらい面白い作品なので首を長くして待っています！受験ファイティン！！ (2014年12月3日 14時) (レス) id: 135ce1d3d7 (このIDを非表示/違反報告)
青髪少女(プロフ) - Tenaさんの小説をいつも読んでるんですけど話が切なすぎて自然に涙が出てきます。Tenaさんの小説の更新まっています (2014年11月25日 22時) (レス) id: c842aa2106 (このIDを非表示/違反報告)
なお - ひさびさに覗いたら続きが(*ﾟvﾟ*)嬉しいです！主人公頑張るのかどうなのか！！なにかアクションはあるのか…>_<…受験勉強大変だと思います…>_<…ファイティンです！ (2014年11月5日 1時) (レス) id: 84b0b590e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tena
| 作成日時：2014年8月15日 21時
