二つのお弁当 ページ17
「あっ、お弁当………」
昼休み、鞄を開くとお弁当が
二つ入っていた。
いつもの癖でお弁当二つ作っちゃったんだ……
もう、いらないのにね…
………ルーハン、私がお弁当作ってあげる前まではずっとパンだったけど
今はちゃんと食べてるのかな……？
お弁当だけ渡しにいこうかな、なんて…
思う私ってバカなのかな………
チャ:「それ、渡しに行くか。笑」
「えっ？」
チャニョル君が突然横から現れるから
びっくりした。
チャ:「心配なんだろ、ルーハンのこと…」
そうチャニョル君は少し
寂しそうに笑った。
チャ:「このままあいつと悪い関係なんて嫌だろ？
弁当渡したら、ルーハンもきっと
''ありがとう''って笑ってきっと仲直りできるさ」
チャニョル君は
本当に優しいね……
そんなチャニョル君に
申し訳ない気持ちになったけど…
「ありがとう。
私、ルーハンのところに行ってくる」
やっぱりこのままなんて嫌だ。
ちゃんとルーハンと話したい。
恋人にはもう戻れないけど…
せめてまた友達として………
チャ:「さっき、あいつとすれ違ったから
追いかけよう」
もう一度話をしたいよ。
そして謝りたい、ごめんなさいって。
ルーハンに嫌われたくて
別れ際に私が言った酷い言葉。
今も好きなんて、
ルーハンの幸せを考えたら絶対に言えないけど
ルーハンのこと
本気で大好きだった。ってことは伝えたい。
そして、また友達としてあなたのそばにいれるのなら
私はそれでも構わない…………
「ルーハンっ………」
ルーハンを追いかけると
やっと見えた背中。
私が名前を呼ぶと
ルーハンが振り返って
でもルーハンの後ろには……………
「………っ、ファランさん、」
何で学校に…………
ファ:「こんにちは、Aちゃん」
笑顔で私に手を振る美少女。
「何でファランさんがここに？」
ファ:「へへ、ルーハンにお弁当
渡すために潜入しちゃった。笑」
お弁当渡しに…
「………そうなんですか…」
私は気づかれないようにそっと
後ろに自分のお弁当を隠した。
そんな私をチャニョル君は横目で見て
チャ:「すいませんけど、外部の人
無断でうちの学校入らないでもらえますか」
そう彼は冷たく言い放った。
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kyung-soolove(プロフ) - 久しぶりに見たら、9が更新されていたけどパスワードがかかって見れないんですけど、どうしたらいいですか？(^◇^;) (2014年12月7日 10時) (
レス) id: 3e8c6e3078 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - tanaさんが作る作品がすごくだいすきです！何回読んでも感動します！受験勉強わ大変ですけどがんばってください！応援しています◎ (2014年12月7日 1時) (レス) id: d0215562f9 (このIDを非表示/違反報告)
ソヒョン(プロフ) - tenaさんが戻ってくるまでまた１から見ます！そのくらい面白い作品なので首を長くして待っています！受験ファイティン！！ (2014年12月3日 14時) (レス) id: 135ce1d3d7 (このIDを非表示/違反報告)
青髪少女(プロフ) - Tenaさんの小説をいつも読んでるんですけど話が切なすぎて自然に涙が出てきます。Tenaさんの小説の更新まっています (2014年11月25日 22時) (レス) id: c842aa2106 (このIDを非表示/違反報告)
なお - ひさびさに覗いたら続きが(*ﾟvﾟ*)嬉しいです！主人公頑張るのかどうなのか！！なにかアクションはあるのか…>_<…受験勉強大変だと思います…>_<…ファイティンです！ (2014年11月5日 1時) (レス) id: 84b0b590e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tena
| 作成日時：2014年8月15日 21時
