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14.突然の事故 ページ14

「…結構登って行くんですね。高台の方ですか?」


「ああ。足元気をつけて!」


 二人で人通りの少ない坂道を登っていると、

 急に激しいクラクションが鳴り響いた。


「危ない…!!」



 キイイイイイ!!



 ガシャン…


 それは突然だった。本当に一瞬の出来事。



 痛い…


 背中が焼けるように痛い…


 意識が朦朧とする…



「…だい…じょうぶ…か…?」


 煉獄先生が問いかけてくれているが、


 声を出したくても、頷くことで精一杯だった。



「…こんなところで…君を死なせはしない…。


 守ると誓ったんだ…



 今も…昔も…。」




 何を言っているの…?

 どういう…こと?


 煉獄先生…教えて…





 私はそこで意識を手放した。




 …懐かしい匂いがする。



 この匂い…は…


「っん…」

 ここは…病院?

 …そうか、あの時確か、煉獄先生と高台の方へ

 歩いていて、急にクラクションが鳴って…



「…車に轢かれた…?」




「煉獄先生は…!!!」





 飛び起きて辺りを見渡すと、


 現代ではあまり見かけないような



 古風な作りの部屋だった。

15.丁寧な医者→←13.高鳴る胸



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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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狐姫(プロフ) - nさん» お楽しみいただけて嬉しいです!こちらこそ、読んでくださり、ありがとうございます。 (2021年10月19日 9時) (レス) id: 12299479a5 (このIDを非表示/違反報告)
n - 凄く読んでいて楽しかったです。ありがとうございます。 (2021年10月18日 22時) (レス) id: 2858fa56d6 (このIDを非表示/違反報告)
狐姫(プロフ) - 柚葉さん» 全ての作品は読めていませんが、個人的に継子の実弥さんの切なくて好きです!新作も気になるので、読ませていただきますね! (2021年10月15日 21時) (レス) id: d8f3f4bc3f (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - 狐姫さん» あのう、大変恐縮ですが、どの実弥さんがよかったですか? (2021年10月15日 21時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
狐姫(プロフ) - 柚葉さん» 読ませいただきました!とても素敵です!!不死川さん良いですね!! (2021年10月15日 20時) (レス) id: d8f3f4bc3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狐姫 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/kohime_yume  
作成日時:2021年10月13日 15時

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