片寄涼太という男は。

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Asaid






それから教室に戻って普通に授業を受けた。







片寄涼太は帰ってこなかったけど周りの人の言うには仕事に行ったらしい。









そしてあっという間に放課後になった。









はのん｢Aごめん！今日彼氏とデートだから一緒に帰れないの｣








A｢そっか！全然大丈夫だよ！大樹くんと楽しんでね！じゃあまた明日ね！｣









はのん｢うん！またね！｣







はのんは実は佐藤大樹くんの彼女なんだよね笑






大樹くんはすごい人気らしくてこの事は私とはのんだけの秘密なの。








まぁちょうど1人になりたかったからちょうどよかったかも。









1人で歩きながら今日1日の事を考える。









彼奴にキスされた光景がフラッシュバックされて本当にもう最悪。








てかなにあんなキスの事ばっか考えてるのよ。









あんなキスどうってことない！あんなのキスじゃないし！！









玲於｢おーい、A｣









A｢あ！玲於じゃん！｣








佐野玲於。片寄涼太と同じGENERATIONSのメンバーでパフォーマーをやってるの。そんで私の小学校からの幼なじみ。







中学から芸能コースのある学校に行っちゃってしばらく会ってなかったんだけど。









てか玲於と片寄涼太が同じグループって今更知ったの私笑








玲於｢ちょー久しぶりじゃん！学校の帰り？てかなんでそんなブスな顔で歩いてるの笑｣









A｢はぁ！？もう玲於意地悪なの全然変わってなーい笑んまぁいろいろあってね、｣









玲於｢そっか、まぁなんか悩みとかあったら俺聞くからな。これ俺のLINE追加しとけよ｣









A｢玲於意地悪だけど優しいところあるじゃーん！うん！ありがとう！追加しとくね！｣









玲於｢おう！じゃあな！｣









そして私は久しぶりに会った玲於と別れて自分の家に帰った。









帰ったらすごい疲れたせいかベッドにダイブしてそのまま眠りについた。

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