片寄涼太という男は。

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森下A今大嫌いな奴にキスされてます。









A｢んっ！？ちょっ、！｣







抵抗しようとしても細い腕の癖に以外と力が強くて全然離れない。









A｢やめ .. ！ん 〜ｯ ！｣









頑張って抵抗しようとしてに呼吸が限界で口を開いた時途端口内に彼の舌が入ってきてすごく変な感触襲われた。








A｢ん .. ! ん 〜ｯ ！はぁ .. ！｣









やだやだ、気持ち悪い。大嫌いな人にこんな事されて本当にやだ。









A｢もう、やめて！！｣









私は力いっぱい彼奴を突き飛ばした。









パンッ！








私は怒りに任せて片寄涼太をビンタした。






こんな大嫌いな奴にファーストキスを奪われて怒りと悲しみで涙がでてきた。







涼太｢痛っ！！お前なにするんだよ！！｣










A｢あんたなんか大っ嫌い！！2度と私に関わらないで！！｣









私は彼にそう言って涙を拭いながら走って屋上を出た。









水道で唇を一生懸命濡らしてもまだ彼奴の唇の感覚が残ってすごく恥ずかしい。この世で1番大嫌いな奴にファーストキスを奪われて本当に今日は最悪だ。









いや、あんなのキスじゃない。キスはお互い好き同士がするものだし。あんなのカウントしなければいいんだよ。









そう納得すると私は教室に戻った。

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