片寄涼太という男は。

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私と涼太の間でいろいろルールが出来た。


1.お互い下の名前で呼ぶこと。


2.お昼は一緒に食べること。


3.涼太が仕事が無いときは一緒に帰ること。


4.この事は私と涼太だけの秘密。




なんだよそこら辺のカップルみたいじゃん。









そして今はお昼





A｢はぁ〜、｣







涼太｢卵焼きもらい！｣






A｢あっ！もう〜！｣








涼太｢うま、めっちゃうまいんだけど！Aが作ったの？｣









A｢うん、お弁当は自分で作ってる｣









涼太｢お前って意外と料理出来るんだな笑｣









A｢意外とって失礼な。｣









でもちょっと嬉しかった。





たとえ大嫌いな奴でも本心だと思うから







涼太の手を見ると購買で買ったであろうパン1つ









A｢涼太、お昼それだけ？｣







涼太｢うん、そうだよ｣









そんなんじゃ午後もたなくない？だからこいつ細いのか？









A｢私が涼太の分もお弁当作ってあげようか？｣







え、私なに言ってんの。無意識にこんなこと。





いやいや涼太は断るだろ。うん。









涼太｢え！？いいの！？よっしゃ！！卵焼きは毎回ちゃんと入れろよな！｣









A｢そんなに .. ? わかった、//｣









あれ？何で私ドキッてしたんだろ。え意味わかんない。こんな奴にときめくとか私ビッチかよ、、









でも明日からのお弁当作るの楽しみかも、、。

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