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章「A〜、行くで〜」
章ちゃんに言われて大人しく帰る支度をする。
はあ、緊張する…
丸「大丈夫やって！俺らがおるやんか」
隆平くんがそう言って親指を立てた時だった。
先「あ、おい！おまえら」
「なんですか？」
先「今力仕事を男子に頼んでてな、ちょうど良い、おまえら手伝え！」
大「なんでなん！？他にもいっぱい男子おるやんか〜」
先「目に入ったのがおまえらだったんだよ(笑)」
丸「先生、そらないわ〜」
先「あ、真坂は女だから帰ってもいいぞ？女の子に力仕事はさせられないからな」
え。
先生、今なんておっしゃいました？
私、今大ピーンチ。
「先生？私も手伝いますよ！」
先「いやいやいや！これは男がやる仕事だからな、うん」
目があった大倉くんに必死で目で訴えかける。
その思いが通じたのか
大「せ、先生？ちょっとそれ差別ちゃいます〜？Aにも手伝ってもらおうや〜」
って言ってくれたんだけど、まあ、頑固な先生で
先「そうやって…女の子を大切にしてやらないとダメだぞ？」
なんて。
先生、今はその言葉が1番辛いんですよ。
先「じゃ、おまえら付いて来いよ〜サボったら後でお仕置きな〜」
なんて自由な先生は廊下を突き進んで行く。
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章「Aごめんな〜、俺ら頼まれてしもた」
申し訳なさそうに謝る章ちゃん。
「しょーがないよ…今日は私帰るね？」
亮「なんでや、行けばええやん、すばるくんそんな怖ないって」
「怖いとかそういうんじゃなくて…」
亮ちゃん、違うの。
ただ単に、恥ずかしいんだよ。
こんなに人を好きになったことなんて、ないから。
その気持ちを察してくれたのか、
章「ほな、明日一緒に行こ？」
章ちゃんがそう言ってくれた。
やっぱり章ちゃんは女心がわかるな、なんて思ったり。
「うん、ありがとう！手伝い頑張って！じゃあね〜」
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ちょっとだけ、期待してたんだけどな。
会いたかった、それが本音。
だけど、渋谷先輩は私のことを全く知らないわけであって。
きっとこの想いは一方的で迷惑なんだろうな、
なんて思って、下駄箱に向かっていると、
「あっ…」
もうすぐ下駄箱ってところで、3階の理科室にファイルを忘れてきたことに気づいて。
「はあ…戻るか」
今来た道を逆戻り。
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ゆりごん(プロフ) - いちさん» ありがとうございます！また、甘い甘い渋谷さんの作品をお届けできたらいいな、と思っているのでその時も応援よろしくお願いします(^^) (2017年2月1日 8時) (
レス) id: 06675e49e6 (このIDを非表示/違反報告)
いち(プロフ) - はじめまして 、完結おめでとうございます！ 甘い甘い渋谷さんに ずっと 、きゅんとしてました( ´ ▽ ` ) お疲れさまです …！ (2017年1月30日 23時) (レス) id: e4f0d46998 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりごん(プロフ) - 花火さん» コメントありがとうございます！きゅんきゅんさせられているようで、作者としても嬉しいです(^ ^)更新、頑張ります。 (2017年1月5日 12時) (レス) id: 06675e49e6 (このIDを非表示/違反報告)
花火 - めっちゃこの作品面白い！きゅんきゅんしまくりです！更新楽しみに首を長く待ってます(^o^) (2017年1月4日 20時) (レス) id: 73f13953fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆりごん(プロフ) - あんちゃさん» 有難うございます(^○^)更新頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。 (2016年12月27日 22時) (レス) id: 06675e49e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりごん
| 作成日時：2016年12月25日 21時
