ディセンダントの夢小説

第6話 ページ7

ウーマ「なんであたしらまで！？」

ギル「だよなぁ。ウーマはともかく、成績1位のAがなんで補習なんか...」

ハリー「あれだろ？成績1位の優等生に勉強教えて貰えって遠回しに言われてんだよ。」

はぁ、最っ悪です。しかもまだ私いいと言ってないのに...あとでフェアリーゴッドマザーに言いに行かないと...

『...』

ウーマ「言っとくけど、あたしらはそう簡単に勉強なんてしないからね」

ギル「そうだそうだ！」

ハリー「教科書なんてとっくに海に落としたしなぁ。」

『...(ﾆｺ)』

フェアリーゴッドマザー...

ハリー「あぁ、怒ってる怒ってるw」

『そんな事ないですよ(ﾆｺ)。あ、そうださっきギルさん、ウーマはともかくって言ってませんでしたっけ？』

ウーマ「なんだって？」

ギル「え、いやぁ...」

ハリー「はははwギル、ご愁傷さま。」

ギル「う、うわぁぁぁぁ！！！」

ウーマ「待ちな！！！」

嘘でしょう...まだ、全然話したこともないハリーさんと私を置いてどっか行っちゃいましたよ。あの御二方...

ハリー「...なぁ」

『はい、なんでしょう？』

ハリー「補習来んのか？」

『まぁ、どうせ校長からの命令ですし。行きますよ。』

ハリー「ウーマもギルも俺も補習なんざ、サボる気だぜ？」

『何が言いたいんですか？』

ハリー「俺たちと一緒にサボらないかって聞いてるんだよ。」

『...』

驚きましたね。ハリーさんがそんな事を言ってくるなんて。

『そうですね...たまにはいいでしょう。ご一緒させていただきます。』

ハリー「そうか。」

心做しか、ハリーさんが少し嬉しそうで良かったです。

第7話→←第5話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す