11話 ページ12
サ「じゃあ、お先に上がらせてもらいます」
『うん、お疲れ様〜』
サ「シャイニーも早めに上がってくださいね？無理は禁物ですよ」
『わかってます〜』
『あとは書類の整理だけか…家でやろっかな』
荷物を片付けて事務所の戸締りをする
今日は勝己が事務所に泊まるって言っていたから、家に帰っても一人だ
『…寄り道しちゃお』
そう言って、いつも帰る道を迂回してコンビニによる
簡単な夜ご飯を買おうとレジに並ぶ
すると、ふと一冊の雑誌が目に止まった
表紙は一面、スーツを着た勝己だった
手に取って中身を見るとやはりダイナマイトについて特集しているらしく、
至る所に勝己の写真が載っていた
かっこいいなと勝己の写真にいちいち見惚れつつ、次々とページをめくっていくと
『……はぁ！？///』
嫁である私のことについてダイナマイトが熱弁しているページがあり、思わず大声を出してしまった
この時間帯に人が少なくてよかった
見開き1ページにびっしりと私のことについて書かれてある
内容としては私の惚気話ばっかりだ
寝ている時に俺に抱きついてくるのが可愛いだとか、好きと言う度に照れるのが可愛いだとか…
私の知らない間に何をほざいてんだこのNo.1ヒーローは(白目)
女「あの…」
『は、はい！』
そう思っていると、知らない女の人から声をかけられた
女「…わかります、ダイナマイトさんって、本当にシャイニーさんの事大好きなんですよね
正直、私はダイナマイトにリア恋してたので、結婚と聞いて衝撃でしたけど…
ここまで愛がすごいと、敵わないんだなって思っちゃうんですよね…」
『…で、ですよね…アハハ…』
うわぁ…すっごい複雑な気持ち
女「でも、今はそんなの吹っ切れて
ダイナマイトさんとシャイニーさん、応援してるんです
ほら見てください」
そう言って見せて来た鞄には、私とダイナマイトのアクキーがぶら下がっていた
『あ…これ…』
女「応援してますよ！シャイニーさん！」
『あ、はい…ありがとうございま……って、え！？』
女「ふふっ…最初から気づいてましたよ、あ、サインいただけますか？」
『あ、いいですよ』
女「ありがとうございます！では！」
その女の人はご機嫌で帰って行った
取り残された私は、例の雑誌を持ってレジに並んだ
車に乗っている間もそれを眺めてニヤニヤしていたのは言うまでもない
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☆NAIA☆(プロフ) - うへさん» 私も二次元に生まれてかっちゃんに愛されたかった…… (2023年2月9日 14時) (
レス) id: 8294fc40d9 (このIDを非表示/違反報告)
うへ - 天国ってやつか、、、 (2023年2月9日 9時) (レス) id: b74fc1a205 (このIDを非表示/違反報告)
☆NAIA☆(プロフ) - 羽鶴さん» ありがとうございます！ (2022年12月24日 20時) (レス) id: 23ef5c5b40 (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴(プロフ) - う”う”う”……かっちゃん推しの天国とはこの事か…？…本当に好みの作品です！お気に入り登録と星、失礼致します！応援してますよ！ (2022年12月24日 20時) (レス) @page10 id: fcd2bda98b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆NAIA☆ | 作成日時：2022年11月10日 8時
