Princess only for me ２【ONEPIECE】 (ページ13)

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A「な、んで…ロシーがッ」

ﾛｼ「俺のこの身体じゃ……泣いてるお前を抱きしめる事も…その涙を止める事もできねェ！！」

A「そんなの……そんなのいい！私は…」

ﾛｼ「ﾋｸﾞｯ……ｽﾞｽﾞｯ……Aは優しいな」

逆に私がロシーを抱きしめてその涙を止めたいよ

ねぇ…ロシーそれでもドフィさんの事嫌いになれない私って最低かな
ロシーはドフィさんの事嫌い？
仲直り……したくない？

ロシーが……ドフィさんが…泣きそうな顔をしてるの見たくないんだ

心が痛いんだ

A「…ロシー私ね、ロシーの事好きなの」

ﾛｼ「ｽﾞｽﾞｯ………へ？」

A「でも……ドフィさんの事も好きなの！だからッッ！！2人には笑ってて欲しい！泣かないで欲しい！部外者がこんな事言うなんて馬鹿げてるけど！同情なんかじゃない！！私は…仲直りして欲しいの！……ｳｯ…ｳｳｯ」

ﾛｼ「……その気持ちだけで俺は嬉しい…ありがとう……あ"り"か"と"う"……ｳｳｯ……ｳｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ」

A「泣き方汚いよ……ｳｳｯ…ｳｯ…ｳﾜｧｧｧｧｧｧｧ」

ﾛｼ「ひと……ｳｯ…の！……ｳｯ…事ッ……言えねェ…ぞ！おま……ｳｳｯ…え」

A「うるせェよぉ……ｳｳｯ…ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ」

私が耐えられ無くなり大声で泣くと
それと同時にロシーも何かが切れたように大きな声で泣き始めたので私も躊躇う事無く泣く

その時、壁に小さな亀裂が入ったが私は気が付かない、周りから見たら1人で泣いているやばいやつだなぁ…なんて回らない頭で考えていた

A「ウワァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!」

誰かが階段を凄い勢いで上がって来ている
そんなの関係ない
私は悲しいんだ、辛いんだ、……同情なんかじゃない、いや…同情だとしても、私は泣きたいから…泣くんだ

ド「……！？」

デ「一体…………なっ、泣いて！？」

ド「おい、なんかの冗談だと言ってくれ…！」

ト「この歳で覇王色～！？…やっぱり血は抗えないんだ～！！」

ド「A！A！クソっ…何があった！」

A「アァ……!!!ウァアァァァァァ!!!!!!!!!!!!」

ド「……」

首に痛みを感じ、私は気を失った