Princess only for me ２【ONEPIECE】 (ページ2)

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それからは私は

私があの時倒れてから何があったか
新聞はちゃんと渡せてたか
ロシーが見えなくなったのはいつからか

を、一気に聞いた

ロシー曰く倒れた後は私が私じゃなかったみたいで、新聞はちゃんと毎日届けてくれて、7歳頃から見えなくなってスートの間にも来なくなったらしい

ﾛｼ「てかその6年間の記憶ないのか？」

A「ないから聞いてんでしょ」

ﾛｼ「あ、それもそうか」

ロシーは良かった良かったと泣き始めたのでほっとく

そういえば王宮外に行くことって許されたのかな？ドフィさん何故か私を外に出したくなかったっぽいから……

ヴィオラさんもどんな感じか心配だし
ファミリーの人とどう接したらいいか分からないな

A「ねぇロシー、私って王宮の外に出たことないと思う？」

ﾛｼ「ｸﾞｽ…………え？あ、外？んー？ドフィはそんな簡単に出すような奴じゃないと思う」

A「ですよね」

ﾛｼ「大切な娘を誘拐されたらたまったもんじゃないからな」

A「大切な娘ね……？」

前から思ってたけど大切な娘って…、
4歳で初対面で急に父親って言われた人に言われてもね？私よりお母様大切にして欲しかったんですけど

まぁそんな事はどうでもいい
外になんとしてでも出なければ…
ずっと王宮内で過ごすとか無理

ﾛｼ「……脱走すればよくね？」

A「……それが出来たら苦労はしないんだよロシナンテくん」

ﾛｼ「…でもお前能力者なんだろ？なんかできねェのか？」

A「私ドフィさんに怒られたくないの」

あの人怒るとパネェからね

でも怒られないようにすると誰かを犠牲にしなくちゃだからそれもそれで後味悪いし

ﾛｼ「あ、誰かファミリーに頼むのはどうだ？」

A「ドフィさんに絶対殺されるような事するかね」

ﾛｼ「ならもう知らない奴犠牲にするしかないな！」

A「おーおー海兵さんがそんなんでいいんですかい？」

ﾛｼ「もう26の時に海軍も海賊も辞めたよ……終わったって言った方がいいか」

A「まぁ死んだしね」

ﾛｼ「それどストレートに言って欲しくなかった！！」