Princess only for me ３【ONEPIECE】

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A「ルフィさぁん……」




富士急ハイ○ンドのジェットコースターもビックリな速さでグングンと進む


怖すぎて生理的な涙が出て来た
ルフィさんを抱きしめる手に力を入れて顔をグリグリと胸に押し付ける




ル「お、おい……!?泣いてんのか?!」

A「泣いてません!!!」

ル「え、あ、おう…」



サングラスをしているので目元が当たり痛い
近くでナミさんの声が聞こえハッとする
……今めちゃくちゃ恥ずかしい格好してないか私




気がついた時はもう遅く
ルフィさんが足を止めていた
なんて事だ……



ナ「……ルフィ!!…ってAあんた……泣いてるの？」


ルフィさんに降ろして貰い、一安心したらまだ閉じきっていない涙線が崩壊(？)してポタポタと頬を濡らす





A「……ｽﾞｽﾞｯ……ルフィさんのバカァァァ」


とりあえず鼻水を啜り
サングラスを投げ捨て思い切りルフィさんに抱き着く、この野郎……許さねえからな！と、背骨を折る勢いでギュウと抱きしめる

ル「わ…悪かったって!!……ってなんだこのぬいぐるみ!?噛み付いて来たァ!?」

サ「ルフィてめェ!!Aちゃんに抱き着かれるとか……そこ変われクソ野郎!!」

ナ「Aごめんね!!…怖かったわよね……ちゃんと謝りなさいよルフィ!!」

ル「すんません」

ナ「ルフィ!!!!!」




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それからしばらくして
ルフィさんから離れサングラスを付け直し周りを見渡すとあらまビックリ
四方八方囲まれてました

ロシーがいつの間にか私の隣に移動しており、心配そうにしているので大丈夫だよの意味を込めて頭を撫でておいた



A「……えっと、皆さん無事に出られた様で」

ナ「ええ…まぁね」

ウ「さっきは瓦礫ごめんなァ…怪我はないか？」

A「あ、大丈夫です……それで誘拐って…」

ル「トラ男がお前の事も誘拐しろって言ってたんだ!!」

ロ「話をややこしくするな…!! おいぬいぐるみ女」

A「Aですローくん」

ロ「……おれの名前を知ってるのか」

A「私の知り合いがあなたの事好きなので…」

ロ「まぁいい…単刀直入に言う、お前は何者だ」



やっぱそうなりますよね
何者って言われても言えないですし…
ここでドフィさんの娘ですとか言ってもこの場で殺され兼ねない……ならば





A「ただの家出少女ですよ」

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