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そしてまた目を開ければ
「A様！4歳のお誕生日おめでとうございます！」
そんな言葉を言われた
どうやら今は私のお誕生日会の真っ最中だったらしい
A「あ、ありがとう…」
まだ幼い声だなぁと思いながら
そのお誕生日会を軽く済ませ
初めてお風呂に向かう
まだ見た事のない自分の姿を見に行くのだ
A「……金髪赤目」
お父様はこんな感じだったのか
まるで人形みたいな自分の容姿を鼻で笑う
お父様似ねぇ？
どこかで見た事ある顔だなぁと思いながらお風呂場を後にした
このお屋敷はとてつもなく広いな
私が元々住んでいたボロマンションとは全く違う
A「にしてもここは何の世界なんだ」
海賊、海軍
まるで海賊王を目指す少年の漫画みたいだ
あれは確かジャンプだったよな〜
良く周りの男子が話してたっけ
「A様、叔父上様がお呼びですよ」
A「うん」
お爺様が何の用だろう
この世界に来て約１ヶ月
メイドさんとお母様以外と会ってないからなー
本当は会ってるかもだけど
コンコンコンと一際豪華な扉を叩く
この家で1番豪華な扉だ
？「入りなさい」
そのまま取っ手に手を伸ばし、やっとの思いで部屋に入った
おー
この人が今世のお爺様ね〜
以外と怖そう
爺「……A、お前は本当に、あいつに似ている」
A「あいつ…？？」
とぼけた様に答える
なんだよ、子供に嫌味言う為に呼び出したんかこのジジイ
おっと！お口が滑った
爺「あぁ…ワシの娘を、娘を、ぅぅぅぅぅぅ」
えぇ……？なんで泣くんすか
子供の前ですよおじいちゃん
まぁなんか遊ばれてたみたいだしね
爺「せめて、せめてお前があの子似だったら…」
なにそれ
普通に最低やし子供になんちゅー事言ってんだよ
爺「だが、あの子の血がちゃんと流れとる…だからお前にはこれを食って貰うぞ」
そう言って何か果物みたいな物を取り出したおじいちゃん
てか血が流れてるからなんすか
流れてるならそれ食べないとなんすか？
不思議な世界だなぁ〜
A「なぁに？それ」
ここは可愛くぶりっ子を演じて…
子供の本気なめないでね！！←
爺「これは、悪魔の実じゃ…これを狙ってあいつは来た」
悪魔の実？？なんかのオカルト特集で話題にされそうな実ですね
爺「だが、もうこの実はなかった…なぜなら我が娘が食べてしまったからじゃ！！」
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わかめご飯(プロフ) - すごく話が好みです。これから夢主ちゃんがどうなっちゃうのかワクワクしながら見させてもらってます（笑） (2019年9月1日 21時) (
レス) id: c4adf84e46 (このIDを非表示/違反報告)
桜野 - お話読ませて頂きました。夢主ちゃんのツッコミが面白くて、毎回笑ってしまいます！ 作者さんのペースで更新頑張ってください。楽しみにしています！ (2019年8月26日 20時) (レス) id: 7168db6a1b (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年8月26日 0時
