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「くｯ、目的はなんだ！南の海の女王！ユースタス・キッド！！」
「……私はユースタス・"キャプテン" キッドだ、間違えるな」
じょ、女王？女王って呼ばれてんのかキッドちゃん…、もしかして南の海でブイブイ言わせてた感じ！？
流石すぎるｯ…！好きだキッドちゃん！！口元が思わず緩む
あれからキラーのおかげですぐ海軍の船を占拠した私達は船首に集まり縛り上げた海兵達の目の前に立っていた
正直ここまでやるつもりはなかったけど…まあやっちゃったもんは仕方ない！
「…我々海軍は貴様らを海賊としてあまり危険視していなかったが……とんだ思い違いだったようだな！」
「危険視、ね…これからもしなくていいぞ、別に海軍に楯突いたりしないさ…寧ろこれまでの事を感謝して欲しいぐらいだ」
「ｯ…何が感謝だ！！」
「…無能な海軍の代わりに沢山海賊を捕まえて送り付けてやったろ？ふふ、…忘れてたとは言わせない」
「……！？ あの惨劇は貴様らの仕業だったのかｯ！」
「惨劇？…手厳しいね、…ちゃんと暴れないように縛っておいてあげたのに」
「縛っておいてあげただとｯ！？ …抵抗出来ない事を良い事になぶり殺したの間違えじゃないか！」
なぶり……？何言ってんだこの海兵さん
キッドちゃんにそんな記憶ないぞ？？
「…ん？何を言ってるんだ？…キラー、話の通じない相手にはどう対応すれば良い？」
「キッド…おれが話そう」
「……！？…そうか！…そうかお前か、お前だったのかｯ！」
突然キラーくんを睨みつけわなわなと震え出した海兵、正義のマントを羽織っているからおそらく将校レベル
キラーくんは無言のままだったが 他の海兵達の顔が青ざめていくのが分かる
そんなに震えてどうしたんだ？
ちょっと可哀想に思えてきたので、物資奪ったら解放してやれと命令し 私はヴィクトリアパンク号に戻った
その後遅れて帰ってきたキラーくん達は何やらご機嫌の様子で 物資調達がそんなに楽しかったのかな？と少し いやだいぶ妬いた
無機物相手にしょうもないって？うるせ〜！！ムキィｯｯー！！
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キッドの為ならなんでもしちゃうマン怖い
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ベリル(プロフ) - ふじかくしさんの書くきっどくん、きっどちゃん最高に面白いです！きらー達と無事再会出来る事を願います！更新頑張って下さい！ (2022年8月2日 23時) (
レス) @page46 id: f6e00c6132 (このIDを非表示/違反報告)
アイセ(プロフ) - すっごく面白いです！！続き楽しみにしてます！！ (2022年7月29日 5時) (レス) @page20 id: 6d7754e057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふじかくし | 作成日時：2022年7月24日 19時
