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ケイミーちゃんは驚きながらもハンカチを受け取ってくれた
名前を教えて欲しいと言われたので教えてあげる
「私はケイミー！よろしくねキッドちん！」
「……キッド、ちん…」
「よせヒート言葉を繰り返すな、お前が言うと面白すぎる」
「真顔怖いですよ お頭」
「2人は知り合いなの？」
「ああ、海賊だ」
「え〜！？キッドちん海賊なの！？」
「キッドの頭は3億の賞金首だ」
「さっ、ささ、3億〜！？！？凄いんだね！あっ、でもなんで捕まっちゃったの…？」
「…ふふ、なぜだと思う？」
「えっ！？えっと、えっと…」
「あんまりからかってやるなよお頭」
「安心しろケイミー、私達は好き好んで来た」
「そ、そっかぁ、？」
「ケイミーはなんでここに？…観光しに来たのか？」
「え？……うん、友達と遊んでたんだけど…、ぐすっ、…でも大丈夫！はっちん達が必ず助けに来てくれるから！！」
「……そうか、なら安心だな」
「うん！だからキッドちんとヒートちんも一緒に逃げようね！」
「そうだな」
原作の流れを知っている私からすると はっちゃんが銃で撃たれちゃう事とか、ルフィくんが天竜人殴っちゃうこととか思わず言ってしまいそうになるが我慢する
「おい人魚！時間だ 来い！」
看守の怒鳴り声が響く
ついにケイミーちゃんの番が来てしまった
ケイミーちゃんはあっという間に水槽の中に入れられ連れて行かれた
去り際に もしもの時は助けてやると言えばありがとうと笑顔で手を振ってくれた、……私が一生守ってあげたいｯ！
……さて、じゃあここにはもう用はない
私達もそろそろ行こうか
くすねていた鍵を使い 首輪と手枷を外し、檻の外にでて 見張り役の２,３人を適当にしばき倒して オークションのステージ裏手まで移動する
「ヒート、そっから会場は見渡せられそうか？」
「いや、上に行った方が良いかも知れません」
「…上？……まさか照明くっ付いてる吊りパイプの上に乗ろうって話じゃないよな？」
「さすがキッドの頭、理解が早い、バレるとめんどくさいんで急いで上りましょう」
「…おう、」
言われるがまま オークション舞台真上の照明と吊りパイプが密集している所に来た
確かにここからだと会場全体を見渡せる
と、次の瞬間 天竜人の声が会場に響いた
5億と言う額でケイミーちゃんが落札されたのだ、ヒートくんはなんとも言えないといった表情
しかし安心して欲しい！
ヒーローってのは遅れてやって来るもんだ
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ベリル(プロフ) - ふじかくしさんの書くきっどくん、きっどちゃん最高に面白いです！きらー達と無事再会出来る事を願います！更新頑張って下さい！ (2022年8月2日 23時) (
レス) @page46 id: f6e00c6132 (このIDを非表示/違反報告)
アイセ(プロフ) - すっごく面白いです！！続き楽しみにしてます！！ (2022年7月29日 5時) (レス) @page20 id: 6d7754e057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふじかくし | 作成日時：2022年7月24日 19時
