よろしい、ならば共闘だ(笑)【鬼滅の刃】

佰漆拾肆 ページ4

？？視点









炭治郎「……悔しいなぁ、 何か一つ出来るようになってもまたすぐ目の前に分厚い壁があるんだ…凄い人はもっとずっと先の所で戦っているのに、俺はまだそこに行けない、こんな所でつまずいているような俺は、俺は…Aみたいに、なれるのかなぁ…」

善逸「うっ、うっ、うう……」

伊之助「……弱気なこと言ってんじゃねぇ！！なれるかなれないかなんてくだらねぇこと言うんじゃねぇ！！信じるって今言われたろ！それに応える以外考えるんじゃねぇ！Aはもう連れて行かれたんだよ！べそべそしたって戻ってきやしねぇんだよ、悔しくても泣くんじゃねぇ！！」

善逸「……お前も泣いてるじゃん…かぶり物からあふれるくらい涙出てるし」

伊之助「俺は泣いてねぇ！！」

善逸「い"っ！？」

伊之助「うわーーっ！こっちこい！修行だ！」

炭治郎「うぅ、うああっ…うっ」

杏寿郎「……月陽、少女…、」

炭治郎「Aっ……AA」

善逸「うあああん！Aちゃあぁぁぁん！！あああ！」





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時は進み






猗窩座「ご報告に参りました、無惨様」

無惨「……猗窩座」

猗窩座「はい」

無惨「お前には今日から別の仕事を命じる」

猗窩座「…青い彼岸花は」

無惨「どうせ見つかっていないのだろう」

猗窩座「……」

無惨「お前が鬼にしようとした女は 後に私が鬼にしようとしていた者だ」

猗窩座「！！」

無惨「なぜ取り逃した」

猗窩座「…っ」

無惨「鬼狩りの柱もそうだ、なぜ始末して来なかった？わざわざ近くにいたお前を向かわせたのに……猗窩座、猗窩座、猗窩座！！」

猗窩座「……」

無惨「だが、あの女を見つけた事は褒めてやろう……生きたまま連れてこい、いいな？…下がれ」

猗窩座「御意」









無惨「くっ、くはははっ！ 見つけたぞA！貴様を、今度こそ！鬼にしてやる！」







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また時は戻る









A「はっくしゅっ！…………寒い寒い、やだやだ…嗚呼、ちょっとクラクラするし、死ぬかもなこれ…いや、死なないか…というかあそこでオートバトルモード先輩発動しちゃうのは猗窩座さんがさすがに不憫すぎた……鬼舞辻さんに会いたかったのになぁ……っと、善逸の泣き声やば」

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