よろしい、ならば猛攻だ(笑)【鬼滅の刃】

佰伍拾壱 ページ21

童磨視点








目の前で頬いっぱいにご飯を食べるAちゃんを見てホワホワとした感覚に捕らわれる

ん？なんか可笑しいなぁ

鼓動が早くなってる？
いや、そんなはずない 気の所為だ






A「どーまはん、これ、めふめひゃ うまいれすよ」

「ちゃんと飲み込んでから話そうね？」

A「はひ」




熱い熱いと叫ぶ
ほんと可愛いなぁ

俺のモノにしたい





A「童磨さんは食べないんですか？」

「うーん、食べないというか食べれないというか」

A「あー、鬼ですもんね、勿体ないな〜こんな美味しいものが食べれないなんて…」

「ふふっ、ほんとに面白い子だね」

A「その顔やめて、目に悪い！」

「それって褒めてる？」

A「褒めてる褒めてる」




ニコニコと笑いながらこちらを見つめる
いや、ニヤニヤかな？
何が面白いんだろうと思いながら見つめ返す




A「目が虹色で綺麗ですね！私の刀と同じ色だ！あ、まあ白色がなんやかんや虹色に見えるだけなんですけども」

「そうだね 気味が悪いとはおもわないのかい？」

A「まさか！逆に気味が悪いって思う人がいたらそいつの脳内見てみたいです！」

「…笑顔で恐ろしいこと言うね！そんな所も可愛いけど」

A「めっちゃ善逸やん」

「ぜんいつ？」

A「こっちの話です教祖様」



どんどん無くなっていく鍋の具を見て
まだ無くなって欲しくないな とか考えた


あーあ
あの方はこの光景を見てるだろうか

見ているだろうな



「Aちゃん、ちょっと俺は席を外すよ 食べ終わる頃にまた戻ってくる」

A「トイレですか？ごゆっくり！」

「といれ？…うんうん Aちゃんもゆっくり噛んで食べるんだよ」





はーい と気の抜けた声を聞いて襖を閉じる



もしかしてあの子鬼の家にいるって自覚ない？
俺たち森で激闘してたよね？


え？してた……よね？


凄く俺のこと嫌ってたよね？


……ね？？？









A「(牛鍋うめぇ)」

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