よろしい、ならば猛攻だ(笑)【鬼滅の刃】

佰肆拾陸 ページ11

鬼(？？)視点









呑気な歌が聞こえた

だから興味本位だった









身体を捻り
背中目掛けて仕掛けた技を避ける女の子

パキパキと音を立てて氷で出来た蓮の花が咲く



面白いなぁ
この子…まるで猫みたいだ


次々に攻撃を出すが

"呼吸" というものはしてない様だ


へぇ…？
もしかして気づいてる？
吸っちゃ駄目って




俺の質問には一切答えず
一定の距離を保ちながら攻撃をする





「そろそろ答えておくれよ、俺は悲しいぜ」

？「生憎、今は話す気分では無い」

「そんなこと言わずにさ」

？「うるさいですイケメン」

「いけめん？」

？「方言です方言」

「へぇ！どんな意味なの？」

？「顔がとても整っている魅力的な人、という意味ですかね」

「褒めてくれたのか！嬉しいな…ところで君は柱なのかな？」

？「違いますね、こんばんは、さようなら」

「こんばんは、今日は月がとても綺麗だね」






ほんと、綺麗だ

月光に当てられ、虹色に光る刀を握り

いつか見た太陽の様な目が俺を映す




前髪が揺れ
炎の様な痣が見える

嗚呼…もしかして

あの方が言っていた子はこの子かな？




次に髪の毛と勾玉が揺れた

赤と白の紐に通してある勾玉は

ギラギラと月の光に反射している




「その髪飾り、とても綺麗だね！」

？「……」

「もしかして貰い物？誰に貰ったの？」

？「…私の大好きな人達から」

「そっか！大事なものなんだね」




俺は頭に手を伸ばす、が、

すぐに斬られ、距離を取られる



そこまで大切なものなんだ

もうちょっと近くで見たかっただけなのに…







「今夜は楽しめそうだ」







美しく儚い君を抱きしめて


そのまま俺のモノにしたくなった









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大正コソコソ噂話

Aさんの髪飾り(紐)は獪岳くんに貰ったお揃いの首飾りが首に付けるのに違和感があったので首じゃなくて髪に結ぶか！じゃあ村田さんに貰った紐と合体させよ！という感じで出来たらしいよ！

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