よろしい、ならば反撃だ(笑)【鬼滅の刃】

佰参拾 ページ35

伊之助「ぐああ……あっ」

炭治郎「……」






ひっ…、恐ろしき…柔軟…
長男である炭治郎があそこまで苦しんでいるとは、やっぱり怪我して身体がなまってるのかな

でも叫ぶほど痛いとは…
伊之助って身体柔らかったよね？




なほ「はい！炭治郎さんどうぞ」




な、泣いてる、男泣き 初めて見た…
ちょっと寝たきりになっただけであんなに身体硬くなるんだ、私もちゃんと柔軟しとこう
ああなるのは勘弁だ…

伊之助が放心状態で寝っ転がった
炭治郎は仰向けでシクシクと泣いている
う、可哀想…

「た、炭治郎…、大丈夫…じゃ、ないよね、」

とりあえず手ぬぐいで涙を拭ってあげるが
気休め程度にしかならない
無理やり開かれた足が中々戻らないのか 芋虫のように蠢いている
…例えがアレだったね、食事中の方がいたら申し訳ない


炭治郎「…ありがとう」


あ、無理して笑った
うーん…精神的にも辛いのかな

出来れば変わってあげたいけどそれじゃ意味がないからね…、頑張れ炭治郎


柔軟に使った布団をしまって次は お茶を持って来た？…なんだろう、そう言えば 反射神経を鍛える訓練とかもするって言ってた様な…

なほ「ではお二人共頑張って下さいね」


二人の顔がまた強ばった

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