よろしい、ならば反撃だ(笑)【鬼滅の刃】

佰拾参 ページ13

才能、そんなものないんですよ

私は所謂 チート、チートで鬼斬ってるんですから
なんの努力も才能もないただの人間
平凡より下ぐらいの

胡蝶さんの方がよっぽど才能あります
私はオートバトルモードに頼ってる
ただの一般人です、

あれ、なんか自分で言ってて悲しくなってきた



「あの、」

しのぶ「はい、」

「私は…私は才能なんて、ありません、もし…才能が、あったら…あったら…」


待って言葉が決まんねぇ
えっと、えっと
なんて言えばいいんだろ…


「……私は…ただの、平凡な…なんの取り柄もない、どうしようもない人間なんです、友達ひとり救う事の出来ない(あ、それは解決したんだった)」

しのぶ「…私、とても失礼なこと言ってしまいました、月陽さん、自分をそんなに蔑まないでください 、あなたはあなたが思っている以上に素敵な人ですよ」

「……ありがとうございます」

しのぶ「……月陽さんの気持ちを考えていなかった ごめんなさい でも、羨ましいと思ったことは訂正しません 私は努力してもどうすることも出来なかった」


…そんな
私努力なんてしたこと…

いや、受験勉強した時は努力してたかも
あとバレンタインの友チョコ作りの時とか


しのぶ「…診察は終わりです、彼の所に行ってあげてください、会いたいでしょう？」


言われなくとも、
待たせてごめんね獪岳くん

でも、でも胡蝶さん
これだけ言わせてください
受験勉強してた時
塾の先生が言ってたんです


「胡蝶さん(失礼なこと言いますが)殆どの努力は報われません、報われるまで努力するんです」


しのぶ「！！」

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