よろしい、ならば反撃だ(笑)【鬼滅の刃】

佰肆 ページ4

炭治郎視点









Aは最終選別の時よりも細くなっていた
もともとAは肉つきがよくない方ではあった
でも、心配だ







Aは華奢で優しい女の子

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿はユリの花
そんな言葉を聞いた事があったが
Aはまさにその言葉通りの子だと思う

雪の様に白い肌には擦り傷ひとつない、まるで太陽と月を混ぜた様な目の色、桃色の頬と唇

だけど顔だけはいつも少しだけ疲れている様に見える、目の下に隈もあるみたいだし…








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柱合会議に呼び出された後
俺は蝶屋敷という所で休ませてもらっていた

もう身体中痛くて痛くて
動く気力も話す気力も何も無かった

善逸と伊之助も同じみたいで
凄く辛い匂いがした



まあ 善逸には騒ぐ気力はあるみたいだが
……ちょっと静かにして欲しい









しばらくすると甘い金木犀の匂いが鼻を掠めた
Aだ、Aが来たんだ、


そして部屋にAが入って来た


思わず痛みを忘れ
布団を飛び出しAに飛び付く


あとから善逸も抱きついていた



Aは俺が思いっきり抱きついたのにも関わらず、軽々と受け止めた




嗚呼…やっぱり君は俺よりも強い

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