よろしい、ならば降参で(笑) 【鬼滅の刃】

漆拾参 ページ24

無惨「何をしている」

「匂いを嗅いでます……」

無惨「はぁ…、とりあえず今日の所は見逃してやろう」

「意外と優しいんですね… あ、もしかして路地裏の会社にいる鬼って鬼舞辻さんですか？」

無惨「…さあな」

「…絶対そうじゃないですか」

無惨「次会う時はお前が鬼になる時だ」

「じゃあ会いません」

無惨「その口塞いでやろうか」

「…駄目です(そういうのは好きな人に言った方がいいですよ！)」

無惨「ふっ…見てて飽きないな」


あ、ほんとに見逃してくれるんだ…
やっぱりこの世界の人達優しすぎない？
獪岳くんがなんか…その逆に……その、…
はあ、いつになったら東京に帰るの？
私は君が恋しいよ…、





はぁ、…帰るか






.









.









.









.









.









.









.









.








.



カラス「合同任務ダヨ……柱トノ合同任務ダヨ」

「柱？嗚呼、獪岳くんの言ってた」

カラス「柱ハ鬼殺隊デ最モ強イ人達ノ事ダヨ 階級甲ノ上ナンダ！ 鬼ヲ五十体倒スカ十二鬼月ヲ倒サナイトナレナイノ」

「死亡グラフがビンビンに立った」

カラス「餌ニ使ワレタノカモネ…嫌ダッタラ行カナクテモイイラシイヨ」

「いや、死なないから行く」

カラス「……」






カラスちゃん曰く
私は餌に使われたらしい
そんなことないと思うけどな、

柱になるような人が人の命を軽く見る人ではないと思うし…
まあそこまで気にしないでいいか
どうせ死なないし

漆拾肆→←漆拾弐

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す