よろしい、ならば退散で(笑) 【鬼滅の刃】

捌 ページ8

今日はうどんを食べよう


なんか小腹が空いてきたので 町の人にわけて貰ったうどんを食べようと思う
まあ小腹は水を飲めばおさまるんだけど、たまにはうどんもいいよね

ということで今から川に水を汲みに行きます


川までは遠くない
というかすぐそこだ
このお家には井戸はなく、川から水を取っていたらしい、冬とか大変そうだな…

あれ、？ なんか家の前に誰か倒れてる？
怖い怖い、恐怖なんですけど
もしかしてホラゲー？これからホラゲー展開になるんすか？

…なんかこの人、学ランみたいな服着てるな、
この時代も学校はあるっぽいし
でもこの辺田舎だけど…
あ、出稼ぎで軍に入ってて 実家に帰って来たけど誰もいないしちょっと血なまぐさいからやばいって思って仲間呼びに行こうとしたら疲れ果てて気絶した…的な？

妄想がすぎるかな、？
まあまあ、落ち着け自分
家の前に倒れてる人を見捨てるほど私は落ちぶれていない

ということで、

ひとまずこの人を家に入れよう
てか刀持ってるやんこの人
まじで軍の方なのかな

脇の下に手を入れ、上半身だけ持ち上げて引き摺るように家に入れる …思っていたより重い
とりあえず 布団引いて寝かしてあげたいな…

玄関に入れ、私は部屋に戻り いつも自分が使っている布団を引っ張り出して敷く
そして気合いと根性で男の人を持ち上げ 部屋に入れる、布団に寝かせた後 私は川に行き水を汲む

小さい桶に汲んで来た水を入れて手ぬぐいを濡らす
この人…いやとりあえず雷鳥くんと呼ぼうか
なんか…眉毛凛々しい黒髪イケメンだし
鳥っぽくはないけど、まあいっか


とはいえ雷鳥くんの履物は土で汚れているので脱がして玄関へ、学ランの上も脱がす
シャツだけになるけどまあ大丈夫でしょう
下は…さすがに脱がせられないから、ベルトだけ外そう

シャツだけじゃ寒いだろうから羽織を着せてあげて、っと、こんなもんかな

なんか所々怪我してるし、顔から倒れてたみたいで顔面泥だらけだ
さっき濡らした手ぬぐいで拭ってあげよう

玖→←漆

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