よろしい、ならば退散で(笑) 【鬼滅の刃】

参拾参 ページ33

あー……この技見たらそうなるか
怖いよねこれ


「(……怖いでしょこの技)化け物みたい(だよねほんと、神様やばいって)」

？「…？」

「(君も)そう思うよね(？…やばいよなぁ)」

？「っ……、そんな事ねぇよ…俺よりも…強え」

「…ありがとう(君は優しいんだね、ほんと心までイケメンな奴多くない？ここ)」

？「お前名前は」

「月陽A」

？「A……、俺は玄弥…不死川玄弥」

「玄弥ね、わかった…(不死川……なんかカッコイイ)」

玄弥「これ お前の水筒だろ…返す」

「いい、玄弥が飲んで…私は(色々と不思議な身体してるから)大丈夫」

玄弥「……」

「じゃあ五日後また会おうね」

玄弥「…嗚呼」






？「いやぁァァァ！！」


玄弥と別れようとした瞬間
クソバカデカい声の悲鳴が山に響いた
声からして男の子だな
全く…、私が行くまで死なないでね

唖然としている玄弥を通り過ぎ
直ぐにオートバトルモードに入る

スタスタと足は進むが本当にこちらで合っているのだろうか、時々不安になる…

東の方に進み、辿り着いた先には見事顔面から転んだ暗闇でも映える髪色と羽織を着た男の子で、格好がボロボロだった

間に合って良かった
日はもう昇りそうだ
それにここは東側だから直ぐに日が当たるだろう
何故か鬼は昼間出ないから…いや、鬼舞辻さんは昼間でもいたな…そもそもあれって昼間だったのか？

…太陽がダメなのかな？
まあなんでもいいけどまずはこの子を


？「アァアア！！稀血ィイ！！」

？「えっ…あ、お、お、女の子…っ！ 逃げて！！」


……だからここの人達心綺麗すぎ
惚れてまうやろ…自分も怖いだろうに、

ゆっくりと刀を抜く
鬼はどんどん近ずいてくる


「月鏡の呼吸 陸ノ月 有明の月」

両手で刀を持ち
右から下へと刀を振る
そのまま円を描く様に首を抉る
首は宙を舞って地面に落ち、
その瞬間 日が昇り 鬼はボロボロと崩れていく

刃には血が滴っており
刃の色は青色のはずなのに血に染まった様にに紅く濃い色になっていた
少し時間が経つとまた青色に戻っていた









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大正コソコソ噂話

Aさんは鬼についての情報が全くありません
興味がないのもありますが別に知ろうとも思ってないのです
獪岳くんから聞いた鬼は藤の花が嫌いという事と首を切れば死ぬ、という事しか今は知りません

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