よろしい、ならば退散で(笑) 【鬼滅の刃】

肆拾陸 ページ46

刀が届いたという事は
任務に向かうという事だ

さっきカラスちゃんに頼んで獪岳くん宛の手紙を送ったので 任務に向かうって事は分かるはず
どうしよう、…獪岳くんみたいに先輩から嫌がらせ受けたら……階級早く上げてなんも言わせないようにしなくちゃ、


カラス「任務ダヨ任務…初任務…Aチャン 」

「うん、案内よろしく」

カラス「オオ〜僕ニ任セテ、チナミニ合同任務ダヨ」

「待ってフラグ回収しそう」


早くもフラグ回収しそうな展開でちょっと萎えた
…愚痴愚痴言ってても仕方がないし、もしかしたら同期の人達かもしれないし、獪岳くんかもしれない
なるべく、ポジティブに行こう









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？「あ、もしかして合同任務で来た子か？」



南南東にひたすら走り
やっとの事で着いた町
上野…かな？ここ
上野ってこんな感じだったんだ
令和じゃ考えらんないな…

そこで見覚えのある服が目に入り、近くに行くと こちらに気付いたみたいで振り向いてくれた



「鬼殺隊 階級癸 月陽Aです」

？「おー、んん、あ、俺は階級辛の村田だ、えっと今日初任務か？」

「(なんか優しそうな人…椿の香りがするいい匂いだな…好き…あ、任務？初任務です、)はい」

村田「そっか 分からない事があればなんでも聞いてくれ、一応…先輩だから」

「(え、好き…またイケメンだ…)ありがとうございます」

村田「えっと、じゃあ、任務内容だけど、…ここで日が暮れるのを待って、それから…最近夜路地裏で男女問わず若い人が襲われているらしい 恐らく鬼は何体かいる って事で」

「とりあえず全員殺ればいいんですよね」

村田「え？、あー、おう」

「了解です」

村田「あと…その、お前…寒くないのか？」

「(え、心配してくれてるの？好き…、あ…)ちょっと寒いです」

村田「まだまだ冷えるし…夜はもっと寒くなるぞ？ …ったく仕方ないな…ちょっと買い物するか」

「(もしかしてなんか買ってくれるの？いや、それはないか？)好き」

村田「！？」

「(やべぇ 本音が出てた、)すみませんなんでもないです」

村田「…お、おう、？」









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大正コソコソ噂話

村田さんは至って冷静に見えますが内心Aさんを見てめちゃくちゃ可愛いと思ったそうですよ！
※下心は全くない

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