初指令4 ページ19
そうして一行は階段付近に近づいたとき
「グフフよくきたな玄武様がかわがってやるぜ」
階段探して倒さずに先に進もうよって私が言ったんだけど...
玄「上に行く階段は、ここしかないぜ。オレを倒していくか死体となっていくかだ」
そう言い玄武は自身のしっぽで床を砕いた
不気味な声がこの部屋中に響き渡る
Aside
なんか自分の部屋砕いちゃってて片付けるの大変そうって
呑気な事考えてたら
いつの間にか私たちの前に玄武がいた
なんか心の中を話せって言われてるような気がして
私「...部屋砕いちゃって片付けるの大変そう」
玄「うるさい女から可愛がってやろうか」
ほんとに遠慮します
遠慮しなくていいって?
いやほんとに気持ち悪いので結構です
遠慮の意味知ってます?
頭の中でパレードになってると玄武のしっぽで私を連れ去らった
私「ん?」
理解するのに時間がかかった
ようやくわかって
私「捕まっちゃった...ごめんね。
私お荷物になってしまった...ごめん」
何回ごめんって言っても言い足りない
やっぱり私なんかが来たらダメだったんだ
泣きたくなる
でもみんなには人間界がかかってる
泣けないよ
私「私がどうにかするから皆は先に行って」
私に巻きついてるしっぽが急に強く締めてきた
苦しい
玄「何言ってんだ?全員可愛がってやろう」
次は潰すというように締めてきた
私「うっっ」
蔵・幽「A!」
桑「Aちゃん」
飛「オイ」
これより強いヤツがあと3体くらい待ってんだよね
何とかして軽傷にしないと
玄武だけに聞こえる声で
私「玄武様」
そういうと玄武は私を目の前に持ってくる
私の表情は玄武以外誰にも見えない形になった
幸い私は片手だけ自由に使えそう
いつも隠している髪をあげた
目の半分だけ見えるように
実際目が見えたのは4分の1?3分の1くらいだけど
効き目は抜群だ
わーいヾ(@⌒ー⌒@)ノ
...あっ今自分がどんな状況だったか忘れてた
いやーーーー
私は床へ当たりそうになった
あと1メートル
30センチ
目をぎゅっとつぶる
痛みが来ない
あれ?
目を開けると桑原くんが下敷きになってくれてた
ほんとすみません
飛影はこいつ正真正銘の馬鹿だという目で私を見る
幽助はなんか地味に笑ってるし
蔵馬は「ほっ」と効果音がつくように胸を撫で下ろす
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作者名:yuuami | 作成日時:2020年8月30日 14時