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それから私と五条先生の距離は縮んでいった


「A来たよ〜!」


「おそい!」


1ヶ月も経てば、じゃれ合ったり、一緒にイタズラをしたりするようになっていた


他にも、一緒に勉強をしたり、何処かへ出掛けたり


私は必ず、五条先生には、目隠しを外していた接していた



·



「A来たよ〜!」


「おせぇよ!」


中学にあがって、私は見事にグレた


あの時の、礼儀正しく、大人びたいい子の面影は0


小学校には行った。だが、目隠しをしていたというのもあって、ハブられたり、虐められたりしていた


そのせいで学校に馴染めず、且つ性格クズな五条センセーの言うことを鵜呑みにしていたら、友達なんて一人もできず小学校を卒業していた


「いい?悪口言われたり暴力振るわれたりしたら、ボコボコに殴っていいんだよ?」


「子供なんて生意気なくらいがちょうどいい!学校の先生にバンバン口答えするんだよ?」


「いいか?殴った後は、相手が逆らえなくようにするんだ。正論並べてやれ。僕正論嫌いだから」


おかげで私は問題児。友達どころか先生にも嫌われていた


勉強は学校、呪術は五条センセー


呪術全般は全て五条センセーに教わった


術式、呪具、領域展開、彼方家に伝わる繋縛統馭呪眼···


学校生活については五条センセーを絶対に許さない


勿論、中学でも馴染めなかった


それどころか、学校一の不良とかって怖がられていた


だけどまぁ、呪術については感謝してる


性格クズだけど



·



中三の夏


クソ暑い部屋で、進路についての提出プリントに悩んでいた


本当に暑い。和室だから、エアコンも扇風機もない。うちわと、開けた窓から風が入ってくるだけ


暑すぎて、思考が鈍りそうだった


将来は呪術師だ。だけど、取り敢えず高校に行かなくてはならない


それに悩んでいると、五条センセーが一言


「Aは高専に行くんでしょ?」


は?


···五条センセーは適当でクズで馬鹿だ


だから、私の知らない所で私の進路は決まっていたらしい


高専が何か知らなかった私は、五条センセーから一から説明を受けた


「あれ?僕言ってなかったっけ?」


「聞いてねぇよ馬鹿」


五条センセーはその高専で教師をやっているらしい


今までで一番驚いたことだった

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征羅(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます。頑張れます! (2021年4月5日 10時) (レス) id: 44f8e3471a (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 面白すぎて一気読みさせて頂きました!続きも気になります!更新頑張ってください! (2021年4月5日 2時) (レス) id: a1c580f323 (このIDを非表示/違反報告)
征羅(プロフ) - #sαnα.*さん» ありがとうございます〜!! (2021年4月2日 14時) (レス) id: 44f8e3471a (このIDを非表示/違反報告)
#sαnα.* - ウワー!!続き気になる!!更新頑張って~!! (2021年4月2日 14時) (レス) id: 2fb01f51d0 (このIDを非表示/違反報告)
みみず2(プロフ) - 征羅さん» ありがとうございます、お願いします…!お手数おかけしてすみません汗 (2021年3月26日 22時) (レス) id: 11e4509994 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:征羅 | 作者ホームページ:No.  
作成日時:2021年3月17日 17時

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