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「こんにちはー!···ってあれ?Aさんは?」
二年の教室にやって来た一年
虎杖と釘崎は、Aが居ないのを見て肩を落とした
「···任務だ」
真希の言葉に、伏黒は目を見開いて真希を見た
「···一人で、ですか?五条先生と一緒なんですか?それとも七海さんとですか?」
「···一人で、だ」
「はぁ!?」
あり得ないとでも言うように、伏黒は机を叩いた
「今Aさんを単独任務にいかせたんですか!?Aさんがどれだけ危ない状況か知らないんですか!?」
「ちょ···!伏黒落ち着けって!」
「落ち着いていられるか!」
伏黒を落ち着かせようと近づいた虎杖を、荒っぽく振り払う
「アンタ、何キレてんのよ。Aさんがそう簡単にはやられるわけないでしょ」
「そんなの分からないだろ!?」
声を荒げ、ダンッ!と机を殴った伏黒
───────Aさんが、Aさんが
一歩、伏黒から離れた虎杖と釘崎を見て、伏黒は我に返った
「···悪い」
俯いて一言言った伏黒に、二人は、平気、とだけ答えた
「Aが今どれだけ危ない状況か、俺達も分かってるよ」
「じゃあなんで···!」
「任務を入れたのは悟だからな、悟に聞け」
パンダの言葉に、あの人は···!と拳を握りしめる
話についていけない虎杖と釘崎は、ポカンとしていた
「任務って、いつ頃行ったんですか」
「···9時半くらいだ」
「そんな···」
伏黒、そして、状況についていけない虎杖と釘崎もが息を飲んだ
「今、昼の1時ですよ···」
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征羅(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます。頑張れます! (2021年4月5日 10時) (レス) id: 44f8e3471a (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 面白すぎて一気読みさせて頂きました!続きも気になります!更新頑張ってください! (2021年4月5日 2時) (レス) id: a1c580f323 (このIDを非表示/違反報告)
征羅(プロフ) - #sαnα.*さん» ありがとうございます〜!! (2021年4月2日 14時) (レス) id: 44f8e3471a (このIDを非表示/違反報告)
#sαnα.* - ウワー!!続き気になる!!更新頑張って~!! (2021年4月2日 14時) (レス) id: 2fb01f51d0 (このIDを非表示/違反報告)
みみず2(プロフ) - 征羅さん» ありがとうございます、お願いします…!お手数おかけしてすみません汗 (2021年3月26日 22時) (レス) id: 11e4509994 (このIDを非表示/違反報告)
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