いつまでも赤髪の隣part3 (ページ6)

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第96話ページ6

丸一日勉強できなかった、置いていかれる、やばい

私は激しい劣等感を覚えた

______正直今まで勉強は苦じゃなかった

というより、むしろ好きだ

新しい知識が増えるのは嬉しいし、何より楽しい

だから勉強という武器を磨いて生きてきた

そのおかげで学秀を抑えて学年トップ

副会長という立場で、皆私を慕ってくれる

でもそれは勉強ができるからであって、私から勉強を取り上げたら何が残るの………？？

だから勉強して良い成績を修めないと失望される

興味をなくされることが、見てもらえないことが苦しい苦しい苦しい…………！！！！

業はそんなことないよっていつも言ってくれるけど、どうしてもそんな気がしてしまう。

嫌われるのが怖いから勉強をする。

そう、私には勉強しか取り柄がない、役に立てるのはこれしかないから頑張るしかない______

･

「A、A！！！！」

『………!!!なに、急にどうしたの』

「こっちのセリフ、ボーっとしてらしくないよ」

『あー、ごめんwほら！早く学校行かなきゃ遅れるよー？』

遅れた分挽回しなきゃ