第121話 ページ31
「案の定だめです。政府としてあのホテルに宿泊者を問い合わせても「プライバシー」を繰り返すばかりで……………」
あのホテルは迂闊に警察も手が出せない
まぁ、日本の闇(?)
わるーいやつも沢山集まってくるところらしい。
「ふーん、そんなホテルがこっちに味方するわけないね。」
「どすんだよ、このままじゃいっぱい死んじまう!!」
……………ウイルス、どこで盛られた?
みんなが一緒にいた空間ははじめのサービスドリンク。それと船上レストラン。
…………三村は感染してるけど、皆とは夜ご飯を食べていない
ってことは、最初のサービスドリンク!!!
まって、私少し飲んだわ。まだ身体持ちそうだしいっか←
「___すぎんぜ_______このちんちくりん共だぞ!?」
『なに急に叩くの寺坂!!!』
「A今寺坂の話聞いてなかったね」
『うん、聞いてない』
「「…………これだからマイペースは」」
哀れみの目を向けないでッッ!!!!
『はいはい!まって落ち着いて。って言っても無理だけど、ウイルスが盛られたのは初めのサービスドリンク。みんなが一緒のものを口にしたのはこれだけ。
んで、寺坂がわーわー言ってるけど、これは未知のウイルスだよ?普通の病院行ったって治療薬はどこにも存在しない。病院行って無駄足になったほうが患者にとってリスクが高い。よね、竹林くん』
「あ、あぁ」
『だから急いで取引に行こう。渚と私で行く。渚は私が守るから。とりあえず烏間先生、そのタコぷりーず』
早く交渉しないと皆が……………!!!
「バカなの?A、そんな危険なことしようとしないでよ、どんだけ心配すると思ってんの?しかもお前サービスドリンク少し飲んでんじゃん…………」
「「え……………」」
『それは大丈夫だと思う。毒とかには少し慣らされてるから。それより早く行かないと』
ほんとに、数分が惜しい
「待ちなさいAさん。いい方法がありますよ。元気な人は来てください。汚れてもいい格好でね」
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作者名:藍華 | 作成日時:2020年5月26日 18時