第112話 ページ22
純粋な疑問だったのに必殺技まで教わってしまいました。どうも九条Aです。
「おいなにボーッとしてんだA!!リハ始まんぞ!!!」
『はーい!』
今日はライブ当日。もう会場前にはグッズを求め長蛇の列が出来てるらしい。
会場は17時、開演は18時。
E組の皆にはバラバラに裏口に来るように頼んである。
『照明さん!ここの部分なんですけど………』
リハーサルでの微調整は完璧!!
あとは本番を迎えるだけなのです!!
「よっ!A!!」
「うわぁ、めちゃめちゃアイドル………顔出ししないのがもったいないな」
『え!前原が褒めてくれてる!?!?』
「衣装な」
『一瞬でも期待した私が愚かでしたわ!』
なんなんコイツ!腹立つ!!!
「皆Aliceのお友達!?美男美女多いなぁ、それに進学校の生徒なんだろ?すげぇな」
「いやいや、私達落ちこぼれの部類なんで」
『そんなことないから、でしょ?橘さん、皆いい人達なの〜( *¯ ꒳¯*)ドヤァ』
「良かったな。ほら、そろそろラストチェックしに行くぞ」
『え!もうそんな時間なの!じゃあ皆楽しんでってね〜橘さんびきずんな!ぼけなすび!!』
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作者名:藍華 | 作成日時:2020年5月26日 18時