いつまでも赤髪の隣part3 (ページ15)

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第105話ページ15

『私も学秀と賭けてたの！というか、一方的に言われただけだけど！！！私が負けたらA組に戻る。そして、業と別れろって』

「はぁ？なんで俺に言わないのA。それ一人の問題じゃないだろ？？？」

『いや、そうだとは思ったけどアイツ一回言ったら絶対曲げないから無理だと思って。毎回勝ってるし今回も大丈夫かなぁと…………。』

「………………バカ！！！！」

業が教室から出ていく。

『え？かるm………』

「Aさん。先生は言いましたよね、もっと頼りなさいと。みんなを信じなさいと。どうしてそうやって一人で抱え込むんですか」

『…………ごめん。でも負ける気はしなかった。負けたくなかった。私もやっと本気になれた。』

そう、やっと本気に……………

「A、業君の所に早く行きなよ。」

「今回は完全にお前が悪いな」

「そんなに私達が信頼できない？」

皆悲しそうな表情をしている。

『……………!!!ごめん、皆。』

「これからはもっと頼ること、約束して」

『うん、約束するよメグちゃん………皆！！私カルマのところ行ってくる』

「Aって頭いいけど、何か欠けてんだよな。」

「家庭環境も少し複雑らしいし………」

「そうですね…………彼女をしっかり支えていきましょうね、皆さん。」

「というか、浅野って絶対Aのこと好きだよな」

「それずっと思ってた。というか、付き合ってるのかと」

「浅野も業も似た者同士だよな。いろんな意味で」