第101話 ページ11
「ふぁ〜ぁ」
「こらカルマ君、真面目に勉強なさい！！君なら十分総合トップが狙えるでしょう！！」
「言われなくともちゃんと取れるよ。あんたの教え方が良いせいでね。けどさぁ殺せんせー、あんた最近トップってふつーの先生みたいに安っぽくてつまらないね」
『業…………』
「それよりどーすんの？そのA組の出した条件ってなーんか裏で企んでる気がするよ」
学秀えげつないこと考えるからなぁ、検討もつかん。
「心配ねーよカルマ。これ以上俺らが失うモンありゃしねーよ」
「勝ったら何でも一つかぁ、学食の条件とかほしいなぁ」
陽菜乃ちゃん可愛すぎませんか？？でも、条件貰ったところで本校舎まで行くのだるくないか！？
「ヌルフフフ、それについては先生考えがあります！これをよこせと命令するのはどうでしょう」
……………おおお、うちの先生もかなりのやり手だ
「君たちは一度どん底を経験しました。だから次こそはバチバチのトップ争いも経験してほしいのです。暗殺者なら狙ってトップを取るのです！！」
･
『おはよっ渚！！莉桜ちゃん！！』
「おはようA」
「おはよ、ちゃーんと仕上がってる？二人とも！」
んっふっふ、殺せんせーとカルマのおかげで気が楽になった私は以前とは別なのだよ( *｀ω´)
前みたいに勉強楽しいと思えるようになった。
いつから楽しめなくなってたんだろうって。
「楽しみだなぁ〜A組と無謀な賭けしたんだって？お前ら負けたらどんな命令されんだろーなー」
『無謀なのはA組の方だってもう少ししたら分かるよブサイク's♪ バカにしてる暇あるなら少しでも点数稼ぐために最後の確認でもしてきたら？？？』
「「ひっ…………」」
ﾌﾞｼｭｰｰｰｰ
莉桜ちゃんは鉛筆をぶっ刺していた……
『わぁお莉桜ちゃん…………やりすぎw』
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作者名：藍華 | 作成日時：2020年5月26日 18時
