いつまでも赤髪の隣part2 (ページ34)

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第78話ページ34

「ヌルフフフ、景観選びから間取りまで自然を活かした緻密な設計、皆さんにはふさわしく整然と遊んでもらわなくては。」

「カタいこと言わないでよ殺せんせー！水かけちゃえ！！！」

ﾊﾞｼｬｯ

「きゃんっ♡」

……………え、なにあの可愛い声

「今の殺せんせー？Aより可愛いんじゃない？」

『うん、それに関しては否定できないね。』

梅雨の時期も湿気で頭部が巨大化してた。もしかしたら……………

『カルマ、ちょっとちょっと』

ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

「きゃあっ！揺らさないで！水に落ちます！カルマ君、Aさん！」

『あれぇ？もしかして泳げないの？殺せんせー♪』

「いや別に泳ぐ気分じゃないだけだし、水中だと触手がふやけて動けなくなるとかそんなんないし」

なんでそう言っちゃうの、馬鹿なの！？

「手にビート板持ってるじゃん、てっきり泳ぐ気満々かと…………これビート板じゃありません。ふ菓子です！！！」

「「『おやつかよ！！！』」」

私達の大半は直感した。今までの中で1番使える弱点じゃないかと。