いつまでも赤髪の隣part2 (ページ31)

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第75話ページ31

「暑ッぢ～」

「地獄だぜ、今日びクーラーのない教室とか………」

「だらしない…………夏の暑さは当然のことです！！温暖湿潤気候で暮らすのだからあきらめなさい。ちなみに先生は放課後は寒帯に逃げます」

「「『ずりい！！！』」」

・

「しかもさ～、Aliceのチケット外れたんだよなぁ」

「私も私も」

「やっぱ倍率エグいよなぁ、当たったことねぇよ」

ふっふっふー

「一度でいいから行ってみたいな～」

『じゃあ皆行こうか？？？』

「いやいや、何言ってんのAチケット当たんなきゃ無理なんだよ？」

『え、うん知ってる。チケット持ってるから行こう？』

「「は！？！？当たったの！？！？」」

『うわぁ、すっごい食いつき』

そう、皆さんお忘れではないですよね、私歌手のAliceです。そう、あの有名なAliceです！！

『ここに30枚のチケットがあります！！』

「はぁぁぁ！？一回で応募できるの2枚までだぞ！？」

『うん、応募してないもん』

「というか、クラス全員で28人+先生3人だったら合計31人じゃない？」

『渚～いいところ気づくね～。うん、30枚で足りるよ♪』

「あ、そっか。律さんはチケットいらないか。」

……………あ、そうじゃん、まぁうん支障はない

『いや、ごめん。律分入れて30枚。』

業と先生は笑いが堪えられないように笑っている

『ちょっと！業と先生笑わない！！！の！』

・

『そりゃまぁ気づかないよね。チケットは私以外のみんな分。私はチケットがなくても入れるの。』

「は？暑さで頭やられた？」

『おい、前原黙れ。お前のチケット破くぞコラ』

といって、前原にチケットを渡す。

「関係者席…………？」

「え、Aliceの関係者席って親くらいしか入れないよね………ってことは」

「「AがAlice!?!?!?」」

『ご名答♪』