いつまでも赤髪の隣 (ページ43)

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第38話ページ43

………………嫌な予感的中。

「おはようございます、皆さん」

次の日、律は元に戻っていて、開発者から改良行為など色んなことを禁止された。

…………あの射撃が続いたらE組の学力落ちるよ⁉

彼女は攻撃準備に入り、ハタ迷惑な射撃が続くのか、と思っていると

ｼﾞｬｷｯ!

律の周りはお花だらけになってた。

「花を作る約束をしていました。殺せんせーは私のボディーに計985点の改良を施しました。その殆どは開発者が"暗殺に不要"と判断し、削除、撤去、初期化してしまいましたが、学習したE組の状況から私個人は"協調能力"が暗殺に不可欠な要素と判断し、消される前に関連ソフトをメモリの隅に隠しました」

「すばらしい！つまり律さん、あなたは」

「はい！私の意思でマスターに逆らいました！」

………天才か、天才なのか………可愛くて天才ってなんだよ！

「殺せんせー、こういった行動を"反抗期"と言うのですよね？"律"は悪い子でしょうか？」

そんなこと言ったら私はいつから反抗期なんだ、

「とんでもない、中学3年生らしくて大いに結構！」

こうして、E組の仲間が一人増えた。