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you side
澄んだ青空の下で、賑わう教会。
そう、今日はいよいよ結婚式_______。
交際報告をお互いの親にしてから
1年が経ち、1ヶ月ほど前に壱馬にプロポーズされた。
私が憧れてた、漫画みたいなプロポーズ。
夜景の綺麗なレストランで…みたいな。
壱｢A、俺と、結婚してください。
1年間、大学でお互いバタバタしてたから
言えへんかった、ごめんな、待たせて。｣
そう、壱馬が誕生日を迎えてからというもの、
大学が忙しかったから、1年が過ぎたということだ。
そして今日、
夢見てた純白のウエディングドレス。
上品なメイクに、綺麗に纏められた髪の毛。
鏡の前に立って、初めて結婚式の実感がわく。
『…綺麗』
壱｢ふっ、綺麗やな｣
『うん……えっ！？』
突然の壱馬の声に驚いて振り返る。
ドアに寄りかかってこちらを見る壱馬も
その白いタキシードが映える。
壱馬はこちらに歩いてきて、こう言った。
壱｢うん…めっちゃ似合ってるで｣
『あ、ありがとう…』
壱｢ははっ笑 照れてるん？｣
『っ、うるさいなぁ！』
髪の毛のセットが崩れないように、
優しく私の頭をポンポンしてくれる壱馬。
『…壱馬も、似合ってる……かっこいいよ』
壱｢っ…ほんま、Aにはかなわんわ…｣
『あれ、照れてるの？笑』
壱｢うっせ、｣
『ふふっ笑』
すると、ドアのノック音が部屋に響いた。
ガチャ、とドアが開いて、そこにいたのは、
『お父さん…お母さん…』
母｢A…結婚おめでとう｣
父｢…おめでとう、泣｣
『ちょ、お父さん、泣くの早いって、』
母｢あーあ、お父さんったら…｣
お母さんがお父さんにハンカチを渡すと、
お父さんは涙をふいて、壱馬を見る。
父｢壱馬、俺は壱馬だから結婚を許したんだぞ、
…頼むよ、娘のこと。｣
そう、私のお父さんは
結婚の報告をまたお互いの両親にしに行った時、
父｢壱馬だから、大丈夫なんだが…
でも、やっぱ…A家にいて欲しいなぁ、｣
母｢またそんなこと言って、
早く許してあげなさいよ｣
父｢…うーん。｣
とまぁ、親バカっぷりを発揮したのだ。
壱｢…はい。お義父さん。
Aのこと、これ以上ないってくらい
幸せにします。｣
『っ、壱馬…。
お父さん、私こまめに顔出すからさ、安心してよ』
父｢…ああ。｣
結婚式の前なのに、お父さんと壱馬で
誓い合わないでよ、と少し思ったけど
まぁこれは言わないでおく。
終わり
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tomato(プロフ) - あやめさん» 応援コメントありがとうございます！頑張って更新しますね(*^^*)これからもご愛読よろしくお願いします！！ (2020年10月23日 16時) (
レス) id: e0ddc1a663 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - 続き待ってます！！ (2020年10月23日 12時) (レス) id: 3b4f3f08a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tomato | 作成日時：2020年10月5日 20時
