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you side
『ごめん、お待たせ！』
いつも気軽に会ってた壱馬ママが相手とはいえ、
挨拶に行くんだから、ちゃんとしなくちゃ。
そう思った私は、いつも以上に
大人っぽく見えるように
メイクも、服選びも頑張った。
壱｢おそいわ！ っ、//｣
リビングで待ってくれていた壱馬の元へ行けば、
やっぱり怒られて、、
彼が顔を赤くしてたなんて気づかずに、
私はお母さんとお父さんに、
『お母さん、お父さん、ちょっと出かけてくるね！』
と言った。すると、お母さんは
母｢あら、次は壱馬くんママ達に挨拶に行くのね ♪｣
なんて言われたから、
『な、なんで！！なんで知ってるの！！？』
すると隣でコーヒーを飲んでいたお父さんが、
父｢さっき、壱馬が俺らに挨拶してくれたんだよ。
“娘さんを俺にください”ってな。｣
『えっ、壱馬、いつの間に？！』
壱｢いや、A寝てたし、どうせ家上がるなら
先に挨拶した方がええかなって思って、、｣
父｢壱馬が言うと、一段とかっこいいセリフに
なるなぁ、、 “娘さんを俺にください”って。｣
壱｢お、お父さんやめてくださいよ笑｣
母｢あらあら壱馬くん照れちゃって笑
Aは壱馬くんママになんて言うの？｣
『えっ！、、えーと、、』
壱｢いや、俺が言うから考えんでええよ。｣
母｢はぁ、、やっぱり壱馬くんは相変わらず
優しいのね、、ねぇお父さん？｣
父｢ああ、壱馬がAの旦那さんになってくれる
なんて、うちは大歓迎だよ。｣
『んんん、ちょ、ちょっと待って！
この挨拶って、結婚の申し込み？！』
よく考えれば、“娘さんを俺にください”
なんてセリフ、結婚するときに言うやつだよね？！
母｢あら？違ったの？｣
『いや、交際の挨拶を、って壱馬、そうだよね？！』
壱｢俺はどっちでもええで。準備なら出来てるし、｣
『準備って何の準備？！！』
父｢なんだ、照れてるのか？｣
『照れてるんじゃない！！』
母｢いいじゃない、もう結婚出来る歳になるんだし。｣
壱馬くんの誕生日が来たらねっ、なんて
呑気に言うお母さん。
壱｢婚約するか？｣
『そんなノリで聞くものなの？！』
誰とも付き合ったことが無いから、
想定外すぎることを言い出す壱馬。
『ちょ、壱馬来てっ』
壱｢えっ、｣
私は壱馬の手を引き、自分の部屋へと
逃げ込むように入った。
父母｢、、ちょっとそれは早いんじゃ、｣
何か良からぬ方に勘違いしてる両親を残して。
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tomato(プロフ) - あやめさん» 応援コメントありがとうございます！頑張って更新しますね(*^^*)これからもご愛読よろしくお願いします！！ (2020年10月23日 16時) (
レス) id: e0ddc1a663 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - 続き待ってます！！ (2020年10月23日 12時) (レス) id: 3b4f3f08a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tomato | 作成日時：2020年10月5日 20時
