STAR PALETTE (ページ3)

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第3話　猫人間…？ページ3

「こっちだよ！」

と、レイカは誰かに腕を掴まれたまま、彼女の腕を掴んだ者が走り出した

一方、商人達はー
　
「あれ、ねえちゃんがいないぞ」

「あら…本当だわ…」

「どこ行っちゃったのかしら…」

と、やはりざわざわしていた。

一方、レイカ達は…

「ハァハァハァ…」

「大丈夫？少し休もっか」

と言うと、彼女はレイカの方へ振り返った。
するとレイカは彼女の姿を見て驚きの声をあげた。

「あ…あなた…み…みみ…耳が、頭から…は…生えて
ますよ！？あ…あなたこそ…だだ…大丈夫なんで
すか！？それに…し…尻尾もあるじゃないです
か！？それか、あなた…もしかして猫人間…です
か？」

すると…頭から耳が生えた彼女はプッと笑いだし
た

「あははっ、あんた、面白いね、私は猫人間な
んかじゃないよ。猫人間？聞いたことないなぁ…
猫人間、かぁ…面白い発想だね。あ、私はミリ
ア、ミリア・ルスカーだよ。」

「ミリア…さん…」

「あ、ミリアさんじゃなくて、ミリアでいい
よ。宜しくね」

そう言うと、ミリカは無邪気に笑った。

「あ、わ…私は、レイカと言います…宜しく…お
願い…します…」

すると、ミリアは、クスッと笑って

「レイカってさ…このギルド探してるんじゃない？」

と、言って1枚の紙をレイカに見せた。