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☆555☆ ページ5

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都内で有名なちゃんこ鍋専門店に来た。








運よくまぁ個室が空いてたわな。









貴:ふ〜、お腹減ったぁ〜。あ、坂口くん何食べる?








坂口:オススメがあるならオススメにしようと思うけど…あ、これで。







貴:りょうかーい。








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ちゃんこ鍋が運ばれてくるまでなんとなーくはなす。








そういえばずっと聞きたかったこと









貴:坂口くんさ、なんで俺のことを名前で呼んでって言った時、秋斗の方を選んだの?







坂口:え?なんでって…なんで?








貴:んー、公表以降に出会った人って大体名前で呼んでって言ったらAの方を呼ぶからさ。







これは事実。






ひやかし半分気遣い半分ってとこだろうけど。







坂口:んー、確かに俺もそれを知ったあとに出会ったわけだけど…









少し考え込んでハッと閃いたように








坂口:貴方が吉永秋斗としてこの世界で生きているから、なら僕も貴方を吉永秋斗として接しなければならないと思ったから。









貴:そりゃあ…嬉しいね 笑









不思議と自分自身を認めてくれたようで素直に嬉しかった。









ちゃんこ鍋が運ばれて








2人で他愛もない話をしながら食べて








夜23時頃に店を出た。








貴:今日はありがとう。坂口くんと2人で話せてよかったよ。







そう言うと坂口くんは








あっ と声を上げた。









坂口:坂口くんっていうのよそよそしくないですか?同年代なんだから名前で呼んでほしいな。









いつか俺が坂口くんにいったことば。









確かにそうだわ









貴:確かにそうだわ、今日はありがとう、健太郎。







坂口:はい、こちらこそ楽しかったです。








めっちゃキラキラな笑顔で返された。








こりゃ世の女の子が夢中になるのもわかるな。







なんだっけ塩顔イケメンだったっけ?







潤くんがソース顔だったっけ?








忘れたわぁ…









坂口:それじゃあ気をつけて帰ってくださいね?







貴:おう!じゃあまた撮影で!







坂口:お疲れ様でした〜









.









数日後







マネージャーの電話で起こされた。








今朝の五時なんですけど…






貴:はい、もしもし…




マネ《ちょっとお前なに考えてんの?!》




貴:へ?




マネ《とりあえず事務所こい!》ブチッ




へ???

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作者名:aika | 作成日時:2018年7月25日 0時

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