赤髪の白雪姫1【オビ】 (ページ8)

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七話ページ8

～続き～

ゼ「お邪魔するぞ」

『お邪魔しまーす』

と、私もゼンの後に続こうとしたけど

？「い、いけません！ここは恐ろしい魔物に取

り付かれているんです！」

オ「『魔物？』」

オビも気になったらしく、声を揃えて男の人に聞いた

？「２０日ほど前です、皆次々に身体の不調を
訴えているんです。体が重いとか、目の前が暗
いとか、治療師も皆を見ている間に倒れてしま
って､､､」

？「原因もわからず、こんなこと魔物の仕業としか思えません、」

ゼ「お前は？」

？「自分はそれほどでもないのですが、雪道をくだれる状態ではなく､､､」

そーだったんだ

『少し中を見させてもらうよ』

ゼ「俺も」

オ「え、」

？「お、お待ちを！殿下たちに何かあっては､､､！」

ゼ「それでは意味がないからな、大丈夫だ
無理はしない」

『貴方は休んでて、よく耐えててくれたわね』

そういって、私は微笑んで頭を撫でた

？「...はい」

木「ゼン、日没までには出てもらうよ」

ゼ「あぁ。ミツヒデ、お前は外で見張りをしていてくれ。全員が中にいるのは避けたい」

ミ「りょーかいだ」

オ「ちょ、ちょっと！普通主が外でしょう⁉
なんかの病だったら､､､」

『それがどこからおきたか分かれば、
手ぶらで戻るよりは良いけどね』

私とゼンと木々は右の通路へ歩き出した

オ「いいんですかい、止めないで」

ミ「兵たちが心配だろう？」

オ「ミツヒデさん、あんた仮に王子の側近でしょう？」

ミ「あぁ、ゼンのな」

そして、私たちは城の色々なところをまわって見ていた