学園の全てを知った少女part6 (ページ30)

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第266話ページ30

「犯罪者の分際でよくも！身の程を知れ！」

「立場を理解してないようだ。では、お好きに自滅なさってください。貴方も学園も」

蜜柑の立場になってしまった…………

私は志貴さん達に守られてるけど、皆は………??このままにしておいたら何の罪も無い子達が犠牲になるの？

そんなの黙っていられるわけ無いじゃん

『ねぇ、志貴さん！早く結界を元通りにして！！私の力じゃ足りないから………何にも悪くない学園の皆が巻き込まれて犠牲になるなんて耐えられないよ！！この騒動、私が引き起こしたようなものなのに、私だけ逃げるなんてそんなの無理！！お願いします。私に力を貸して！みんなを助けて』

そうして、私は徐々に回復してきたアリスを最大限に使い((制御アイテムも外せるだけ外した))結界を修復しようとした

『学園を守って………嫌なことも沢山あるけど、楽しいこともあって。ここが私達の居場所だから!!学園を取り戻すために！！』

「どうなさいますか、初校長！！学園のあちこちが火の海です」

＿＿＿＿このままじゃ

「たった一つ、条件はのめない。今回の一連の件の原因である紫吹Aの引き渡しだけは断固拒否する。それ以外は要求を飲む」

「はぁ？そんな提案!!!」

「A、考えるな!!」

「Aやめなさい!!」

こんな皆の声なんて入ってこないうちに

『分かりました。志貴さんとお父さん、とりあえず結界の修復手伝って？』

あっという間に結界は修復され、志貴さんとお父さんは有名人(?)に。