学園の全てを知った少女part6 (ページ3)

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第239話ページ3

Aside

お母さん達が卒業してから何日か過ぎた。

「櫻野秀一6歳と、今井昴6歳。早速目をつけられてるよ」

うわ。秀一も昴も小さい可愛い！！

『蛍～。ちゃんと見てる？』

「まぁ…………」

『昴だよ！昴！』

「知ってるわよ………」

照れてるのかな？あははっ！

なんて、思ってるうちになんか場面飛んでるし、

えーっと、今は………あ、

「おい、柚香。やっと見つけた、この間からやたら人のこと避けやがってどういうつもりだお前。話があんだよ！お前このまま一生あの校長の操り人形にでもなるつもりか！周りに何の相談もなしに一人で………奴との結婚に同意したってどういうことだよ！」

『おい、初校長。お母さんの忠告無視したのかよクソ野郎！』

「「「言葉遣いなおせって！！」」」

『え、もう無理だと思う』

「私にだって考えがあって決めたことです。なんで先生にそんなこと言われなきゃいけないの。気持ちを知ってるくせに………知らない素振りでそんな風に踏みこんで………特別じゃないのに。錯覚させるようなことしないで。お願いだからほっといて」

えー、柚香選手勢い良く走り出しました！！いやー！速い！！ところがおーっと！行平選手！猛スピードで柚香さんを追いかけます！

ごめんなさい。実況風です。あはは

「てめぇ！さっきのセリフもっぺん言ってみろ！てめーさっきのセリフ思い切り俺のことが好きだって言ってたよーなもんじゃねーか！思い切り俺のこと好きなくせしてよその男のとこいくとか言ってんじゃねー！行くなっつってんだろ柚香！」

『きゃー！先生かっこいい！！蓮もこれぐらいかっこよくならなきゃ！』

「………殺されても知らねぇ(ﾎﾞｿｯ」

『なんか言ったー？』

「いや？お前の耳やばいんじゃね？」

『うざ』

この頃の棗さんはというと…………

「(あーゆーのが好みなのか？)」

こんなことを考えてたりしてた………