学園の全てを知った少女part6 (ページ15)

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第251話ページ15

「A、泣かないでよ？絶対に探すから、また会えるよ！」

『ルカ!!もう、泣いちゃうからやめてって……!!』

棗はなーんにも言わない。ただ、悲しそうな顔するの……………どうして？？

私の手を離したくないんじゃなかったの………??

あの言葉は本心だったのかな……

「志貴さん、柚香さんは初校長のクローンのアリスを盗みはじめました。馨さんの情報提供が大きな手助け似なったのでしょう。唯さんもAさん達がいて活動できていなかった為、情報提供をしてらっしゃいましたよ」

Zのボスは初校長のクローン

それが柚香さん達に伝わったときには時はすでに遅くて………馨さんは亡くなった。

『棗…………』

私は棗の手を握ることしか出来なかった。

「そろそろ現代に戻りますか？」

皆が思っているであろう質問をしてやろう。

『ねぇ、のだっち』

「なんですか？」

『お母さんとお父さん、柚香さん、志貴さんはZのボスが初校長のクローンだと知った上で、Zに籍をおいて活動している。それは何故？それがわからない以上皆納得しないって………』

蜜柑が過去を見たいと言ったので、過去の旅続行です。

"Zのボスは初校長にとって誤算のクローン"

Zのボスは初校長のクローンから生まれたクローンらしい。

なんか、バナナみたい…………

だから、Zのボスの出した提案にお母さん達は合意したらしい。

お母さんのことだから、柚香さんに汚い仕事はやらせないために入ったんだろーなーって思う。