検索窓
今日:8 hit、昨日:9 hit、合計:98,599 hit

第236話 ページ50

「唯!!!お前、何して」

「慶一郎!!皆!!今、初校長のアリス止めてきた!」

「「「は?」」」




皆驚くよねそりゃ

事情を説明してなんとか。




「馨。貴方は今後外でも初校長について調べるんでしょ?」

「ん?なんのこと?」

「とぼけないで。私知ってるから。高校長に問いただした。馨は初校長について探ってる。それは危険だよ。だから私も外に出たら初校長を潰す活動をするつもり!馨の力になれたらなって!」

「唯………!!まさか初校長のアリス止めた理由って」

「うん。外に出てクローンを無くしていって、初校長を後々潰しやすくするため。柚香も何かする気がするんだよね……分かんないけど。まぁ、とりあえず初校長を潰す第一歩!」




初校長は力が無くなったらクローンを作ることも回収することも出来ない。初校長が気づく前に手を打っておけば初校長は何の対処も防御も出来ない。
しかも、副作用が出ないアリスストーンをお父さんが選んだってことだ。

お母さん達、すごい。




「ちゃんと考えてるなぁ唯は」

「無理し過ぎるところが気になるけどな」

「先生!?」

「お前ら、本当最高だよ。卒業しても頑張れよ!!」

「ちょっとー!泣かせる気!?まだ泣かないし!!」







卒業式


「「柚香ー!」」

「馨先輩、唯先輩!!!卒業、おめでとうございます」

「待に待った学園脱出の日………なんてね」

「もー、柚香のせいで学園から早く出たかったのに、後ろ髪引っ張られるみたいで………柚香を残してくの心配なんだよ。」

「これ受け取って、何かの役に立つかも知れへんし」

「私と慶一郎から!氷と結界のアリスストーン!氷は役立たないかも!!ごめんね?結界は使える」

「柚香、あたし達はあんたみたいな生徒をもう二度と出さへんためにこれから外の世界で戦いに行くつもり。身の安全は保証されへん。でも、きっとまた会いましょう。5年後、あんたはこの正門を堂々とくぐり抜けて私達に会いに来るって………」

「絶対元気な姿で迎えるって約束するからさ。まぁ、柚香が卒業する頃に馨と一緒に迎えるから探して?困ったときは慶一郎に探させるからさ!」

「はい。約束します。待っててください」






…………戦いはこれから。

この小説の続きへ→←第235話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
112人がお気に入り
設定タグ:学園アリス , 日向棗
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美桜(プロフ) - 藍華さん» ボードにて話しましょ! (2018年7月31日 22時) (レス) id: 0fa0c7b8d5 (このIDを非表示/違反報告)
藍華(プロフ) - 美桜さん» ぜひぜひ! (2018年7月31日 22時) (レス) id: 6b14fcf31c (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 藍華さん» 友達になりません? (2018年7月31日 21時) (レス) id: 0fa0c7b8d5 (このIDを非表示/違反報告)
藍華(プロフ) - 美桜さん» いやいやいや!でも、ありがとうございます(^^) (2018年7月31日 21時) (レス) id: 6b14fcf31c (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 藍華さん» いやいや、上手すぎです! (2018年7月31日 19時) (レス) id: 0fa0c7b8d5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:藍華 | 作成日時:2018年6月29日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。