第227話 ページ31
『先生。』
「なんですか?Aさん。」
『………お母さん達の過去を見せてくれないのには理由があるんですか??さっきだって一気に中等部に飛びましまよね?大雑把すぎる』
「…………流石Aさんですね。バレましたか。見るのは結構辛いかもと思って避けてたんですがね」
辛い…………そんなに。
でも、見ないと分からない。それに、どんな生い立ちで私達が生まれたのかも知らなきゃ駄目だと思う。
原作通りに進んでても思わぬ形で違ってくるかもしれない。
自分で考えないと。知っている原作ばかりに頼るわけにはいかない。
『…………どんな過去でも見るつもりで来ました。生半可な気持ちでやってきたわけじゃない。なんとなく予想はついていました。蜜柑達に見せる訳には行かないので一人で見てきます』
「Aさん……………」
蜜柑や蛍、翼達もついてくって言ってくれたけど。私と蓮と棗で見に行くことになった。勿論私のアリスで。
『じゃあ見てきます。終わったら探しますね。行こう、蓮、棗』
「「あぁ。」」
「おい、A大丈夫なのかよ。顔色悪いぞ?」
『………だい…じょうぶ。ちゃんと手繋いでてね』
こんな時にアリス使って気持ち悪くなるとか最悪だ。
ポンコツな体。
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美桜(プロフ) - 藍華さん» ボードにて話しましょ! (2018年7月31日 22時) (レス) id: 0fa0c7b8d5 (このIDを非表示/違反報告)
藍華(プロフ) - 美桜さん» ぜひぜひ! (2018年7月31日 22時) (レス) id: 6b14fcf31c (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 藍華さん» 友達になりません? (2018年7月31日 21時) (レス) id: 0fa0c7b8d5 (このIDを非表示/違反報告)
藍華(プロフ) - 美桜さん» いやいやいや!でも、ありがとうございます(^^) (2018年7月31日 21時) (レス) id: 6b14fcf31c (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 藍華さん» いやいや、上手すぎです! (2018年7月31日 19時) (レス) id: 0fa0c7b8d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍華 | 作成日時:2018年6月29日 23時