学園の全てを知った少女part5 (ページ24)

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第220話ページ24

Aside

柚香さんの5歳くらいからの過去を少し見たらお母さん達の過去になった。

「少し前に戻りましたね。これは唯さんですね。」

「『わーお。』」

『先生ー』

「なんですか？Aさん」

『横にいるのって………』

「棗君のお母さんですよ。唯さんと馨さんは同い年で仲がよかったですしね。」

棗のお母さんとお母さんが………。

「唯さんは水系のアリスを上手く使いこなせていて入学当時から幹部性でした。そのためAさんと同じように任務をしてらっしゃいました……」

『そうなんですか……』

「任務ってなんなん？」

この場にいる全員が思っただろう。

「「「蜜柑黙って」」」

蜜柑は鈍感だから任務に気づいてないけど、他の皆は知ってるよね。

しばらく時間が進んで、お母さん達は中等部に上がっていた。

お父さんまだ出てないよ!?え、なぜに！

なんて思った途端登場。噂をすればなんとやらだ。

…………ん？？花姫殿にいるのって、お父さんだよね？

『え、まさか』

「紫吹慶一郎。慶一郎さんは姫様の親戚です」

「「『えぇぇぇぇ!!!!』」」

『ちょっとまって！嘘でしょ！？』

「Aさん落ち着いて下さい!?本当です!!」

………まじかぁ。お父さんの結界が強力な事は知ってたけど、
でも、姫様のアリスの形って…………

「Aさんのお父さんは本家の方で、姫様よりも力が強いのです。どちみち、どちらも高貴なお方ですよ」

「あの～、のだっち？一応俺らその高貴な血を継いでるってこと？」

「そうなりますね。本当なら屋敷で育っていても問題ないくらいですねぇ。ボディーガードがいてもおかしくない」

『…………そこまでするのか』

なかなかチートな設定にしてくれたな神((私転生してるからね？))

「慶一郎さんはとても優秀でした。唯さんもまた成績優秀で二人はいつしか心を惹かれ合っていたみたいですよ？」

「…………なんかすげぇな」

『それな？蓮どうしよう。私達も姫様と親戚ってことでしょ!?え、まって、だったらもっと美人なハズ』

「「「美人だよ…………」」」