第212話 ページ16
『言いわけないでしょ!!!皆んなと離れ離れになるのは辛いよ………もっと普通に過ごしたかった。任務なんてやらなくて普通に勉強して運動して遊んで……皆とやりたいことなんて沢山あるよ。』
「そうか……」
なんで棗に当たってんだよ。
「………お二人ともどうぞこちらへ」
『かきつばたさん………』
「姫さま、お連れしました」
「久しゅう。随分派手にやったとみえてお疲れかのぅ。」
ここからはあまりにも衝撃が強すぎて頭に入ってこなかった。
だって、蓮がどっかの知らない国の学校に行くって。国名も明かされない。いつ帰ってくるかもわからない
私達の行動次第で運命は決まる…………
「「「A!!!!」」」
『蛍!蜜柑!蓮!無事でよかった。ごめんね。私のせいで………!!私の………』
「いいのよ。それより知っちゃったのね蓮くんの事」
「蓮君のこと?」
「蜜柑は黙って」
「すんません………」
………さすが親友。
「あの件、おまえには隠しておかなきゃーって思ってたんだよ。俺隠すの上手くなっただろ?」
蓮は少し悲しそうな表情だった。
『なにそれ………隠して良いことと悪いことがあるでしょ!もう。私のせいで皆に迷惑が………私が学園に来なければk……』
「それ以上言ったら怒るぞ?お前のせいだなんて誰も思ってねーよ」
「見損なわないで。私達友達よ?あんたがいなかったら私はここまで笑って学園で頑張ってこられなかった。」
「ウチもあんたがパートナーで良かったって思っとるよ!Aに助けてもろてばかりやからウチも力になりたい!」
「俺ら双子だぜ?離れても姉弟って関係は変わんねーよ。バカかよ」
『うっさい。せっかくの雰囲気ぶち壊しだよ………!!!もう、泣かせないでよね。』
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美桜(プロフ) - 藍華さん» ボードにて話しましょ! (2018年7月31日 22時) (レス) id: 0fa0c7b8d5 (このIDを非表示/違反報告)
藍華(プロフ) - 美桜さん» ぜひぜひ! (2018年7月31日 22時) (レス) id: 6b14fcf31c (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 藍華さん» 友達になりません? (2018年7月31日 21時) (レス) id: 0fa0c7b8d5 (このIDを非表示/違反報告)
藍華(プロフ) - 美桜さん» いやいやいや!でも、ありがとうございます(^^) (2018年7月31日 21時) (レス) id: 6b14fcf31c (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 藍華さん» いやいや、上手すぎです! (2018年7月31日 19時) (レス) id: 0fa0c7b8d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍華 | 作成日時:2018年6月29日 23時